学部・大学院区分学部
時間割コード0044207
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(セミナー)
科目名 【英語】Academic English Seminar
主担当教員 【日本語】金 相美
主担当教員 【英語】KIM Sangmi
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 木曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
英語・英語文化にかかわる様々な主題についての文献・資料調査、調査に基づく英語による口頭発表など、少人数授業の利点を生かした学習活動を行い、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語の運用能力をさらに高めることを目指す。
授業の構成
英語によるセミナー形式の授業を行います。
この授業では学校方針に従う形でオンライン授業が必要な場合は、主に、Zoomを用いた同時進行型授業、及びネットコンテンツを用いた課題型授業で構成される予定です。On Campus授業同様、英語能力だけでなく、クリティカル・シンキング(批判的思考)、英語によるプレゼンテーション手法も学習する事を目指します。

A. プレゼンテーションについて
Covid19によるパンデミックにまつわり、文化、社会、経済、政治などあらゆる分野に及ぼす影響に関する英文資料(英字新聞、論文、エッセーなど)を収集・分析し、自分なりの論理・主張をまとめ、英語プレゼンテーションを行うことを目指します。今日のパンデミック社会に関連する幅広いコンテンツを批判的観点から英語でプレゼンテーションし、その後、皆とのディスカッションタイムです。

B. 英語でプレゼンテーションを行うための手順
(1) 問題意識(Research Question)を設定する:各自興味のあるテーマを決める
(2) 資料収集:Japan Times/The New York Times、英語ブログなど英語で書かれている記事・ドキュメント・コンテンツからテーマにふさわしい記事を各自選別(あるいは、指定)する
(3) 原稿作成:Critical Thinkingに基づいてプレゼンテーション原稿を作成します。授業中個別指導を行いますので、各自のスピードに合わせ進めていきますので心配は要りません。
(4) 発表資料作成:原稿を発表資料化する作業に進みます。発表はパワーポイント(PPT)、キーノートなどプレゼンテーションソフトを用います。
(5) いよいよプレゼンの日!皆とのディスカッション・ディベートも楽しみです。
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
対面授業≒オンライン授業においては、授業への参加度、レポートまたはテストで評価(80%)。
授業全体の評価は、以下の「注意事項」参照(20%)。
毎回の出席を重視する。予習が不可欠。辞書(電子辞書が望ましい)を持参すること。
教科書・テキスト
直接教材としては講義資料を配布する。
参考書
英和、和英、英英辞典、デジタル辞書の方が望ましい(毎回、持参すること)
注意事項
対面授業≒オンライン授業に加え、課外学習としてe-learningを課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. In a small-sized class, students will conduct literature reviews and make presentations on topics related to English language/cultures. Students are expected to become competent users of academic English.
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。

・英語でのプレゼンテーションはこれから社会生活を営む上で必須要件となりつつあります。
この授業で皆と一緒に楽しく英語を学んでいきましょう!
・“日本にいながら英語を勉強する理由はなに?”についても一緒に考える機会となると思いますので、奮ってご参加ください!
・双方向的コミュニケーションを図りながら授業を進めていきたいと思いますので、自発的な授業参加(個人発表およびディベートへの参加)が望ましい。