学部・大学院区分学部
時間割コード0044113
科目区分言語文化
科目名 【日本語】上級日本語(文章表現)2
科目名 【英語】Advanced Japanese (Written Presentation) 2
主担当教員 【日本語】永澤 済
主担当教員 【英語】NAGASAWA Itsuki
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 木曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
(1)大学での勉強や研究に必要な、フォーマルな文章を書く力を身につける。
(2)そのために、多様な文章を読み、様々な表現や表現法を学ぶ。
(3)文化、社会、科学等に関する基本的な内容を、日本語で理解考察し伝える総合力を養う。
(4)自分にしか書けないことを、適切に伝えるための基礎力を養う。
授業の構成
 前期の「上級日本語(文章表現)1」で養った基礎力をもとに様々な執筆課題に取り組み、自分にしか書けないことを、適切に伝える力を鍛える。
 授業は、講師による解説→読解/視聴等→執筆→意見交換(互いにコメント)→推敲という形式で進める。次の課題に取り組む。

(1)文章の基本(解説)
(2)内容を適切に伝える(解説、視聴、要点を捉える、意見交換、執筆)
(3)作品を紹介する(解説、執筆、発表、意見交換、推敲)
(4)自分・日本(語)についてのエッセイ(解説、読解、執筆、意見交換、推敲)
(5)レポート(解説、執筆、意見交換、推敲)
履修条件・関連する科目
特になし。
成績評価の方法と基準
授業時間内の課題(100%)により評価する。成績評価基準は『全学教育科目の履修の手引き』を参照。履修をやめる場合は「履修取り下げ届」を提出する必要がある(「履修取り下げ届」を出さず課題未提出の場合、成績は「F」となる)。
教科書・テキスト
教科書は使用しないが、授業中に教材を配布する。
参考書
梅田卓夫(他)『高校生のための批評入門』(ちくま書房、1987年, 2012年 [文庫])
梅田卓夫『文章表現四〇〇字からのレッスン』(ちくま書房、2001年)
加藤典洋『言語表現法講義』(岩波書店、1996)
多和田葉子『エクソフォニー 母語の外へ出る旅』(岩波書店、2003年, 2012年[文庫])
注意事項
日ごろから新聞や本など多様な文章を読んでください。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The goals of this course are to
(1) Acquire basic academic writing skills in Japanese.
(2) Learn about various types of texts and expressions.
(3) Integrate and apply the knowledge and Japanese language skills in academic fields.
(4) Create originality in writing.

大学の内外で、好奇心をもって色々なことを学んでください。他者の考えに関心をもってください。それが、自分らしく書くことの基礎となります。