学部・大学院区分学部
時間割コード0044111
科目区分言語文化
科目名 【日本語】中級ドイツ語2
科目名 【英語】Intermediate German 2
主担当教員 【日本語】前田 織絵
主担当教員 【英語】MAEDA Orie
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 木曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
1)日常生活で頻繁に使われる言葉や表現に慣れる。(「話す」「聞く」)
2)具体的な事柄をテーマとした、まとまった長さのドイツ語テクストを読むことが出来るようになる。(「読む」「書く」)
3)異文化としてのドイツ語圏の生活や文化について知り、自らの属する社会や文化についても考える
授業の構成
授業展開(Zoomで行います)
テキスト全体のテーマ、段落ごとのテーマ、ひとつひとつの文の構造などを意識しながら、「ドイツ語」文そのものを読めるようになることを目指します。そのためのトレーニングとして、黙読・和訳の「読む」作業だけではなく、テキストを聞く、テキストに関連する内容の文章を自分でも書いてみる、また発話する、そして日常的に頻繁に用いられる文法事項を自分に定着させる、といった練習も行う。

授業で扱うテーマと進行
進行
1)発音・音読 2)単語 3)内容把握 4)文法のまとめ 
テーマ
1.Hallo! 自己紹介:語順の一般的な原則(1年次の復習)
2.Deutschland ドイツについて:前置詞・比較表現・名詞の性
3.Reisen mit Zug und Fahrrad ドイツ旅行:接続法Ⅰ式・分離動詞/非分離動詞・関係副詞
3.Aus dem Märchenwald 童話:助動詞・過去表現(過去と過去完了)・接続詞(従属・並列)
4.Wien ウィーンのカフェと文化:esの用法・現在完了・絶対比較級
5.Welterbe ドイツの世界遺産:複合語・分子構文・受動態
6.Deutschland, Land der Ideen ドイツ語圏の発明品:外来語・定関係代名詞・zu不定詞句
7.Es war einmal die DDR ベルリンの壁と東ドイツ:接続法Ⅱ式・非現実話法
8.Rund um die Neunte 19世紀・芸術と文化:man/不定代名詞・非人称熟語表現

予習と復習
1.テキストのLesenについて、予め単語を調べておくこと。また、出版社の音声ダウンロードを活用し、発音の確認を行っておくこと。
2.毎回の授業後に、小テスト行う。また、課題の提出を課す。それ以外には、各自でテキストの練習問題をおこなうこと。

*上記の各項目より、5テーマを選択して授業を行う(進行状況によっては、追加する)。扱わないテーマについても、文法項目の補足を行うものとする。
履修条件・関連する科目
1年次に身に付けたドイツ語運用能力(文法的知見、語彙、それらを総動員してドイツ語を受容・発話しようとする意欲)があることを前提とします。
成績評価の方法と基準
平常点30%(授業貢献度・課題)、グループ・プレゼンテーション10%、小テスト20%、定期試験40%。
*履修取り下げは求めないが、5回以上授業を欠席した場合は「欠席」とし、また定期試験を受験しない者は「欠席」とする。
教科書・テキスト
ウーテ・シュミット他著『CD付き ファウストとメフィストと学ぶ ドイツ文化8章 プラス・エクストラ』 Kennzeichen. de Faust und Mephisto (三修社)ISBN978-4-384-13095-9 C1084
参考書
必要に応じて授業時に紹介する。
注意事項
授業には辞書を持参してください。また、宿題を含め、予習をして授業に参加してください。欠席・遅刻・早退については、特別な理由がない限り認めません。5回以上欠席した場合、定期試験の受験を認めません。授業中の私語・携帯の使用を厳禁します。テキストの不携帯に十分気を付けること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
In this course, students will acquire basic German language skills.

間違いを恐れず、思い切って発音してみましょう。
積極的な授業参加を望みます。