学部・大学院区分学部
時間割コード0044103
科目区分言語文化
科目名 【日本語】中級スペイン語2
科目名 【英語】Intermediate Spanish 2
主担当教員 【日本語】志波 彩子
主担当教員 【英語】SHIBA Ayako
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 木曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
これまでに学んだスペイン語の基礎知識をもとに,初級では難しかった「会話」の能力を伸ばすことを目標にします。コミュニケーションにおける4つの技能(読む,書く,聞く,話す)のうち,「話す」ことは,読んだり書いたりすることとは違う訓練が必要になります。聴解と発話訓練を通してスペイン語の発話に慣れ,簡単な日常のやり取りがスムーズにできるようになることを目指します。
授業の構成
本授業では,1年生で習った文法をもとに,より会話を重視した練習をしていきます。口頭による動詞の活用練習を十分に行った上で,自分を取り巻く日常的な動作や出来事の作文をし,ペアによる会話練習を中心に話す訓練をします。また,会話での表現を増やしていくための練習問題も行います。

(1) 自己と家族について話そう
(2) 過去の出来事を説明する1
(3) 過去の出来事を説明する2
(4) 過去の習慣と未完了事態1
(5) 過去の習慣と未完了事態2
(6) 自由会話発表準備
(7) 自由会話発表(口頭中間試験)
(8) 未実現・非現実世界を語る1
(9) 未実現・非現実世界を語る2
(10) COSTUMBRES DIFERENTES(習慣・文化を紹介する)
(11) 具合が悪いんです
(12) 命令・禁止1
(13) 命令・禁止2
(14) 自由会話発表準備
(15) まとめと期末試験

また,授業の後半では,スペインで大ヒットとなったドラマ「情熱のシーラ」をスクリプトとともに鑑賞します。
さらに機会があれば,メキシコのTEC大学の日本語を学ぶ学生たちと交流をしたいと考えています。

授業はすべて原則としてオンラインで進めます。
履修条件・関連する科目
原則としてスペイン語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの単位を取得していること。
成績評価の方法と基準
出席率,授業への参加度,試験などを総合的に判断し評価する。原則として欠席が3回を超えないこと。履修取り下げ制度を採用する。授業開始後20分以降は欠席扱い。
教科書・テキスト
なし,プリントを配ります。
参考書
『エクセレンテ!!!(改訂版)』(朝日出版)
注意事項
授業には必ず予習して臨み,発話のパターン練習では大きな声で口を動かし,積極的に会話練習に参加してください。遅刻・欠席・早退のないよう臨んでください。
オンラインで進めますので,NUCT上のお知らせをよく確認してください。Zoomアドレスもそちらに掲載します。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
Courses intended to boost capabilities in foreign languages as a tool for specialized academic pursuits, to enhance understanding of foreign cultures, and in doing so, to help students prepare themselves for international society.

スペイン語を使ってコミュニケーションすることを「楽しい!」と感じてもらえるように工夫していきたいと思います。
ただし,週に1回の授業で実践的な会話力を身につけるには,慣習的に語彙を増やしていくことが必要です。このため,毎週,前回の授業で扱った表現や語彙についての小テストを行います。
また,授業の後半では,スペインのドラマとして大ヒットし,日本でも放送された『情熱のシーラ(El tiempo entre costuras)』のスクリプトを読解し,ドラマでそのシーンを鑑賞します。スクリプトの読解(意味調べ)は,毎回の宿題として課します。こちらは毎年とても好評なドラマなので,ぜひ楽しみにしてください。