学部・大学院区分学部
時間割コード0043311
科目区分理系教養科目
科目名 【日本語】微生物の科学
科目名 【英語】Science of Microorganisms
主担当教員 【日本語】村瀬 潤
主担当教員 【英語】MURASE Jun
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 水曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の諸現象について,それらの諸現象を学際的,総合的に分析,把握する能力を育むとともに,他の学問分野との関連性について理解することが目的である。
微生物の構造や代謝機能、多様性に関する基礎知識を身につけ、生物としての普遍性と微生物としての特殊性、人間生活を含めた地球環境における微生物の重要性を分かりやすく説明できることが本授業の目標である。
授業の構成
 1、微生物学とは
 2、微生物研究法
 3、微生物の構造
 4、微生物の分類
 5、微生物の代謝(1)
 6、微生物の代謝(2)
 7、微生物の生育
 8、ウイルスとバクテリオファージ
 9、微生物の遺伝(1)
10、微生物の遺伝(2)
11、微生物と高等生物の共生
12、微生物の生態
13、微生物の利用(1)
14、微生物の利用(2)
15、微生物と病気
履修条件・関連する科目
履修条件:特になし。
関連する科目:生物学入門、遺伝子の世界、バイオテクノロジー
成績評価の方法と基準
平常点(50%)および課題の成績(50%)を総合的に判断し評価する。
学期途中で履修の取りやめを希望する場合は、担当教員の許可を必要とする。
教科書・テキスト
特になし。
参考書
「微生物学」青木健次編著(化学同人)、「微生物科学」宍戸和夫、塚越規弘共著(昭晃堂)、「微生物学への誘い」山中健生著(培風館)、「人に役立つ微生物のはなし(シリーズくらしの中の化学と生物8)」日本農芸化学会編(学会出版センター)、「ブロック微生物学」マディガン、マルティンコ、パーカー著・室伏、関訳(オーム社)
注意事項
毎回の参加姿勢を成績評価に反映させる。自身の興味や経験、専門分野と微生物との関わりを主体的に考え、発表できるよう準備すること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
Students aim at gaining the basic knowledge about the structure, metabolisms, and diversity of microorganisms and being able to explain the biological universality and peculiarity as organisms and their importance in the environments including human life.
微生物について平易に紹介します。
微生物の知識は必ずしも必要ありません。