学部・大学院区分学部
時間割コード0043203
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(セミナー)
科目名 【英語】Academic English Seminar
主担当教員 【日本語】滝川 睦
主担当教員 【英語】TAKIKAWA Mutsumu
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 水曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
英語・英語文化にかかわる様々な主題についての文献・資料調査、調査に基づく英語による発表など、少人数授業の利点を生かした学習活動を行い、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語の運用能力をさらに高めることを目指す。
授業の構成
以下のような内容で、英語および英語文化についての知見を深める。J・K・ローリングの『ハリーポッターと賢者の石』(洋書)を教科書に用いる。
1.Introduction, The Boy Who Lived
2.The Vanishing Glass
3.The Letters from No One
4.The Keepers of the Keys
5.Diagon Alley
6.The Journey from Platform Nine and Three-Quarters
7.The Sorting Hat, The Potions Master
8.The Midnight Duel
9.Hallowe'en, Quidditch
10.The Mirror of Erised
11.Nicholas Flamel, Norbert the Norwegian Ridgeback
12.The Forbidden Forest
13.Through the Trapdoor
14.The Man with Two Faces
レポート試験
授業内容は受講生が作成したプリントを利用して、それに教員が解説を加えて資料を作成し、それをもとに受講生各自が考察を深め、毎回の授業で提示される課題をレポートにしてNUCTを使って提出する。予習はネットの情報や、市販されている参考書を用いず、丹念にテクストを精読することが基軸となる。正確に英語テクストを読むことが肝要である。したがって各回で学生が作成するプリントは、自分たちが考えたオリジナルなものとすること。コピー・アンド・ペーストや剽窃は認められません。プリント作成の順番については授業時に指示する。
履修条件・関連する科目
NUCTを使ったオンデマンド型の授業を展開します。受講生は授業が行われる時間帯にリアルタイムでNUCTに向かい、添付された資料や解説を熟読・考察し、そして毎回課題レポートを作成します。毎回の課題提出が授業出席とみなされ、五回以上課題を提出しない場合は、レポート試験を受験する資格を失います。
成績評価の方法と基準
課外授業 20%、レポート試験 60%、毎回の課題レポートと担当箇所のプリント作成 20%。履修取り下げ届の提出は求めない。Fは総合評価得点が60%に満たなかった場合、欠席はレポート試験を受けなかった場合、受講を途中で放棄した場合の判定。
教科書・テキスト
J.K.Rowling, Harry Potter and the Philosopher's Stone. Bloomsbury Publishing. ISBN 978-1-4088-5565-2
参考書
授業時に指示します。
注意事項
対面授業に加え、課外学習としてe-learningを課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. In a small-sized class, students will conduct literature reviews and make presentations on topics related to English language/cultures. Students are expected to become competent users of academic English.
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
予習・復習をしっかり行うこと。発表は十分に準備をして積極的な姿勢で行うこと。また受講生は発表者でない場合も、教室の前の方に座り積極的に意見を述べてください。日本語の翻訳は使わないこと。