学部・大学院区分学部
時間割コード0042208
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(セミナー)
科目名 【英語】Academic English Seminar
主担当教員 【日本語】大名 力
主担当教員 【英語】OHNA Tsutomu
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 火曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
英語・英語文化にかかわる様々な主題についての文献・資料調査、調査に基づく英語による口頭発表など、少人数授業の利点を生かした学習活動を行い、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語の運用能力をさらに高めることを目指す。
授業の構成
使用するテキストはBBCテレビで放送された “The Story of English” のテキスト版から第1,2,3章の主要部分と最終章の最後の2節を収録したものであるであるが,これらのうち2章と3章を扱う。

 第1章 An English-Speaking World
 第2章 The Mother Tongue
 第3章 A Muse of Fire
 最終章 Next Year's Words

毎回の授業では,内容と文法・語法を確認しながら,テキストを精読して行く。英語学習のために語彙や文法に制限を加えて書かれた英文ではないため,毎回,辞書を使ってしっかり予習したうえで,授業に参加する必要がある。簡単に読める英文ではないかもしれないが,精読することにより,英語の読解力,文法力が身に付き,表現の幅も広くなるであろう。

授業では,上記テキストの読解に加え,name,foot が「ナメ」「フォート」ではなくと「ネーム」「フット」と発音されるのはなぜか,完了の助動詞 have が「持っている」という意味の動詞 have と同じなのはなぜか,have と to で,「しなければならない」という意味になるのはなぜか,など,英語に関する様々な疑問を通じ,英語の成り立ち,仕組みについて考えることにしたい。
履修条件・関連する科目
必須ではないが,ヨーロッパの歴史(特にイギリス史)の知識があるとよい。
成績評価の方法と基準
対面授業80%,課外学習20%(注意事項を参照)。対面授業は基本的に学期末試験の点数によるが,授業中の活動の状況も加味する。
教科書・テキスト
R. McCrum 他著,寺澤芳雄編註『BBC:英語ものがたり』朝日出版社,SBN: 978-4-255-15296-7
参考書
イギリス史の本を読んでおくとよい。
注意事項
対面授業に加え、課外学習としてe-learningを課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. In a small-sized class, students will conduct literature reviews and make presentations on topics related to English language/cultures. Students are expected to become competent users of academic English.
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。