学部・大学院区分学部
時間割コード0042205
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(セミナー)
科目名 【英語】Academic English Seminar
主担当教員 【日本語】河野 哲子
主担当教員 【英語】KOUNO Tetsuko
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 火曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
英語・英語文化にかかわる様々な主題についての文献・資料調査、調査に基づく英語による口頭発表など、少人数授業の利点を生かした学習活動を行い、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語の運用能力をさらに高めることを目指す。
授業の構成
 名古屋大学図書館のページから利用可能な電子ジャーナルには、学術誌のみでなくNew Yorker やVanity Fairといった一般誌も含まれる。本セミナーでは、それらの雑誌から選んだエッセイを取り上げ、講読する。初回のオリエンテーションの際、担当者を決定し、次回の授業2日前までに、担当箇所の語句註や、要約をワードの文書にして、NUCTを通じてクラス全員に配布してもらう。週1回のZoomを利用したミーティングでは、グループディスカッションの時間をとり、記事の内容について話し合った後、その内容をクラス全体で共有する。正確な読解も重要であるが、英文を日本語に訳して終わるのではなく、読み取った内容について、自分の体験等に照らして意見を述べるところまでを目指したい。形としては、オンライン読書会に近いものになるであろう。参加者はオンラインミーティング終了後に授業内容についてのコメントを記し、NUCTを通じて提出する。それが出席票代わりとなる。
 なお、最初に扱う英文としては、アルバイト先での意外な出来事を綴った“Hitler’s Couch”、医師で文筆家でもあるAtul Gawandeが過剰医療を論じた“Overkill”(いずれも出典はNew Yorker)等を予定している。
履修条件・関連する科目
英語(上級)
成績評価の方法と基準
担当箇所について作成する資料30%、
毎回提出するリスポンスシートの内容20%
期末試験30%、 e-learning20%
教科書・テキスト
当初予定していた紙媒体の教本から、オンラインジャーナルの記事に変更する。PDFファイルをNUCT上のリソースにあげるので、それを利用すること。
参考書
随時紹介する
注意事項
対面授業に加え、課外学習としてe-learningを課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. In a small-sized class, students will conduct literature reviews and make presentations on topics related to English language/cultures. Students are expected to become competent users of academic English.
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。