学部・大学院区分学部
時間割コード0041306
科目区分文系教養科目
科目名 【日本語】グローバル化時代の国際社会
科目名 【英語】International Society of Globalization Age
主担当教員 【日本語】内記 香子
主担当教員 【英語】NAIKI Yoshiko
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 月曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
・本授業科目は,人文・社会科学系分野の諸現象について,それらの諸現象を学際的,総合的に分析,把握する能力を育むとともに,他の学問分野との関連性について理解することが目的である。
・本授業の目標は、グローバル化時代の国際社会を「国際通商とビジネスをめぐる法と政治」の観点から理解し、知識を習得することにある。
授業の構成
◆Zoomで講義を行います。履修希望の人は、履修登録後、naiki.yoshiko@k.mbox.nagoya-u.ac.jp
までメールをください、Zoomリンクを送ります。
・「国際通商とビジネスをめぐる法と政治」の視点から、グローバル化時代の国際社会を扱う。
TPP、日EU EPA、米中貿易戦争、サプライチェーン、SDGs等の用語を聞いたことがあるだろう。
本授業では、通商とビジネスを考える上で必要な制度や政治の基礎を理解した上で、次のような疑問について検討する。国家や企業はどのように制度作りに関わるだろうか。また、制度を使って国家や企業はどのように行動するだろうか。さらに、国家と企業の相互関係を知り、通商戦略が国家だけのものではなく、私人である企業が通商戦略のデザインにどのように関わることができるのかを考える。
・講義の前半は、国家の目線で、講義の後半は、企業の目線で捉える。
・前半で扱う内容は、具体的には、日本・米国・EU・アジアの諸外国はどのような通商戦略を考えているのかを知るために、例えば、「TPPの漂流からTPP11へ」「WTOの弱体化」「トランプ政権と通商問題」「米中貿易戦争」「日EU・EPAの争点」等をテーマとして扱う。後半で扱う内容は、企業やビジネス業界等の私人が国家にどのような通商戦略を求めているのかを知るために、「企業と通商紛争」「サプライチェーン規制」「途上国におけるビジネス」「SDGsの実現にむけたビジネス」等のテーマを扱う。
履修条件・関連する科目
・履修条件は要さない。
◆Zoomで講義を行います。履修希望の人は、履修登録後、naiki.yoshiko@k.mbox.nagoya-u.ac.jp
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成績評価の方法と基準
・小テスト(20%)、期末試験(80%)で評価する(オンライン試験)。
成績評価基準は、『全学教育科目の履修の手引き』を参照。履修取下げの際は届を提出する。
提出がなく小テスト及び期末試験の欠席の場合、評価は「F」とする。
教科書・テキスト
・教科書は指定しないが、毎回の授業で資料を提示する。
参考書
・必要に応じて授業で示す。
注意事項
・講義内容について受講後、ノート等で自分なりに整理しておくこと。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
・By the end of this course, students can gain the skills required to analyze and understand phenomena in the humanities and social sciences in an interdisciplinary, comprehensive fashion, promoting an understanding of their relationships to other fields of study.
・By the end of this course, students should be able to understand and gain knowledge regarding the international system in light of law and politics of trade and business.
・現在の複雑な通商秩序を理解し、将来は企業人としてビジネスに関わってみたい人にお勧めです。
◆Zoomで講義を行います。履修希望の人は、履修登録後、naiki.yoshiko@k.mbox.nagoya-u.ac.jp
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