学部・大学院区分学部
時間割コード0041305
科目区分文系教養科目
科目名 【日本語】現代社会と法
科目名 【英語】Modern Society and Law
主担当教員 【日本語】松尾 陽
主担当教員 【英語】MATSUO Yoh
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 月曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,人文・社会科学系分野の諸現象について,それらの諸現象を学際的,総合的に分析,把握する能力を育むとともに,他の学問分野との関連性について理解することが目的である。
セミナーのテーマ: 憲法の基本的考え方を学ぶ。 多くの国の秩序の中心に憲法がある。憲法の大部分は、近代に形成されてきた。近代に形成されてきた憲法の 背後にどのような考え方があったのかを学習することを通じて、憲法の基本的考え方を学ぶ。
授業の構成
指定の教科書を素材にして、以下の章をピックアップしながら授業をする。教科書のタイトルにもあるように、教科書は丸暗記の対象となるもののではなく、自分の頭で考える出発点である。本書の各章の末尾には、問題もついている。講師が教科書をきっちりと丁寧に読み解くという授業スタイルではない。講義を通じて講師が考えることを受講生に示しつつも、時に受講生とともに考えるスタイルである。受講者の希望に応じて、取捨選択しながらとりあげていきたい。
第1章 立憲主義/第2章 国民主権/第3章 権力分立/第4章 民主政/第5章 議会/第6章 政党/第7章 議院内閣制/第8章 違憲審査制/第9章 人権の観念/第10章 自由/第11章 平等/第12章 プライバシー/第13章 政教分離/第14章 表現の自由/第15章 結社の自由/第16章 経済的自由/第17章 財産権/第18章 生存権/第19章 教育を受ける権利/第20章 参政権
履修条件・関連する科目
意欲を持って授業に取り組むこと。
成績評価の方法と基準
レポート2つ(50%×2=100%)
教科書・テキスト
曽我部真裕、見平典編著『古典で読む憲法』(有斐閣、2016年)ISBN 978-4-641-13185-9
参考書
特になし
注意事項
授業中の私語、携帯電話の使用は固く禁じる。ひどい場合には、減点扱いとすることもある。また、教科書の各章の冒頭の問題を読んでくること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
At the center of orders in many countries is a constitution. Fundamental parts of constitution were formed during the modern era.You can learn a basic understanding of constitution in this seminar.

授業中受講生に質問することがあるので何がしか発言すること。