学部・大学院区分学部
時間割コード0041216
科目区分全学教養科目
科目名 【日本語】アーカイブズ学入門-文書史料の世界をあるく-
科目名 【英語】Introduction to Archival Science
主担当教員 【日本語】吉川 卓治
主担当教員 【英語】YOSHIKAWA Takuji
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 月曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門分野を問わず,豊かな人間性を育み,総合的判断能力をかん養することが目的である。
私たちは、歴史的な文書を後世に残し、将来の人々に対する説明責任を果たすという課題と正面から向き合うべき時代に生きている。アーカイブズ学は、記録史料の管理、成立・構造・伝来、教育・普及などに関する研究からなる。この授業は、受講生がアーカイブズ学の基礎を学ぶことで、文書史料の利用方法や、行政機関や企業の情報公開・文書資料閲覧のサービス部門や文書管理部門の業務に役立つ知識を修得することをねらいとする。
授業の構成
1.講義を始めるにあたって
2.アーカイブズとは何か
3.アーカイブズの保存と整理の基本原則
4.アーカイブズへ行ってみよう―大学文書資料室―
5.アーカイブズを読んでみよう①―教育史―
6.アーカイブズを読んでみよう②―日本近代史―
7.前近代のアーカイブズ―古文書実習―
8.前半のまとめ
9.世界の文書館の歴史と現在
10.日本の文書館の歴史と現在
11.公文書管理法①―概要と意義―
12.公文書管理法②―問題点と課題―
13.公文書の公開とその制限
14.アーカイブズの活用―歴史展示―
15.まとめ
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
基本的には期末に提出してもらうレポートによって評価するが、出席状況によってその評価が下がる可能性がある。履修取下げの際には届の提出を要する。提出なくレポートを提出しなかった場合、評価は「F」とする。
教科書・テキスト
必要に応じて授業で示す。
参考書
必要に応じて授業で示す。
注意事項
講義内容について受講後,ノート等で自分なりに整理しておくこと。
本授業に関する参照Webページ
http://nua.jimu.nagoya-u.ac.jp/
担当教員からのメッセージ
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the fundamental principle of archives.