学部・大学院区分学部
時間割コード0041214
科目区分全学教養科目
科目名 【日本語】留学生と日本
科目名 【英語】Exploration of Japan: From the Outside looking Inside
主担当教員 【日本語】浮葉 正親
主担当教員 【英語】UKIBA Masachika
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 月曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門分野を問わず,豊かな人間性を育み,総合的判断能力をかん養することが目的である。
外国人留学生と一般学生が討論や協働作業を通じて、日本社会や日本文化に対する理解と相互の理解を深め、名古屋大学およびこの地域で多様な文化を持つ人々が共に学び生きることの意味を考え直し、複眼的な思考力を身につけることがねらいである。
授業の構成
本授業では、まず講義やグループにおけるディスカッションを通して、文化や他文化に対する気づきを高めます。次に、多文化間グループを編成し、留学生や一般学生の皆さんが協働で、日本文化・社会をテーマに調査し、発表します。最後に、本授業での学びが日常生活や留学生活に活かせるよう、グループ活動の振り返りや授業全体の振り返りを行います。授業は、国際教育交流センター・国際言語センターの複数の教員を中心に行われます。教員の主な役割は問題提起とアドバイスであり、授業の主体はあくまでも学生です。日ごろの多文化間コミュニケーションなどのやり取りのなかで共感あるいは疑問を持ち、それを探求したい方の受講を期待します。なお受講生には、グループごとの課題だけでなく、毎回配布する授業の振り返りシート(リフレクションペーパー)の記入、学期末のレポートを課します。

1 オリエンテーション
2 コミュニケーションとは
3 留学生と日本社会
4 異文化との出会い
5 グループ活動について
6〜9 グループ活動
10〜12 グループ発表と討論
13 グループ活動から学ぶ
14 留学経験から日本を考える
15 まとめ  
履修条件・関連する科目
多文化間コミュニケーションに関心がある方、外国人留学生、海外留学経験者、海外留学を予定する者 
成績評価の方法と基準
出席(15%)、グループ発表(40%)、クラスへの参加・貢献度(20%)、レポート (25%)
学期途中で履修の取りやめを希望する場合は、担当教員の許可を必要とする。
教科書・テキスト
なし
参考書
『はじめて学ぶ異文化コミュニケーション』石井敏、久米昭元他著、有斐閣
『日本語教師のための異文化理解とコミュニケーションスキル』八代京子、世良時子著、三修社
注意事項
30分以上の遅刻は欠席とみなします。
5回以上授業を欠席した場合は「欠席」とみなします。
本授業に関する参照Webページ
http://ocw.nagoya-u.jp/index.php?lang=ja&mode=c&id=22&page_type=index
担当教員からのメッセージ
本授業は多くの外国人留学生が履修します。授業は日本語で行いますが、グループディスカッションやグループワークの際には、サポートしあいましょう。留学生や一般学生との多文化間コミュニケーションに興味があり、「文化」について探求したい方、将来海外に行きたい方、海外体験を振り返りたい方、国際的に活躍したい方など、ぜひ授業でお会いしましょう。

The purpose of this course is to nurture a rich humanity and cultivate comprehensive judgment skills regardless of the specialty.
The purpose of this program is to promote understanding and mutual understanding of Japanese society and culture through discussions and collaborative work between international students and general students. We will reconsider the meaning of learning and living together with people from diverse cultures in Nagoya University and the region, and seek ways to coexist in multiculturalism.