学部・大学院区分学部
時間割コード0041212
科目区分全学教養科目
科目名 【日本語】宗教と人類文化
科目名 【英語】Religion in Culture
主担当教員 【日本語】齋藤 滋
主担当教員 【英語】SAITO Shigeru
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 月曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門分野を問わず,豊かな人間性を育み,総合的判断能力をかん養することが目的である。
学生は諸宗教と世界遺産との関係を明確にすることができ、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、道教、神道などの諸宗教を理解することができる。さらに、宗教文化を比較することにより、豊かな人間性や総合的判断能力をかん養する。
授業の構成
本授業では、はじめに「宗教」や「世界遺産」などの定義を解説し、日本や世界各地の諸宗教とそれらの文化を概説する。同時に宗教に関係した世界遺産については説明を加える。具体的な内容については以下の通り。

01. 「宗教」とは何か
02. 世界遺産とは何か
03. 日本の宗教(神道・仏教)と文化
04. キリスト教と文化
05. イスラム教と文化
06. インドの宗教(ヒンドゥー教・仏教)と文化
07. 中国の宗教(儒教・道教・仏教)と文化
08. 特講(受講者からの意見や要望を参考に回数や内容を設定)
09. 授業のまとめとレポート試験

なお、補足として、授業の予習復習については、宗教文化や世界遺産の情報を、テレビプログラム、インターネット、旅行パンフレットなど身近な媒体から常に得るように心がけること。
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない。関連科目は比較文化論・文学など。
成績評価の方法と基準
レポート試験(50%)、コメントペーパー(10%)、小レポート(40%)
履修取り下げ制度を採用する。レポート試験を受験(提出)しない者、小レポートを提出しない者、6回以上欠席した者は「欠席」。
教科書・テキスト
教科書はパワーポイント教材を準備しますので、特定の教科書は使用しません。視聴覚教材も随時使用します。授業にて毎回プリント資料を配布します。
参考書
脇本平也『宗教学入門』(講談社学術文庫 ISBN4-06-159294-7)。さらなる参考書については授業の際に適宜紹介をします。
注意事項
予習復習については授業内容の欄に補足した通り。課題として授業で説明した宗教に関係する世界遺産を調べ「小レポート」を作成すること。
宗教文化に対して自らの意見を持つとともに「レポート試験」の執筆ができるように準備をすること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
This class aims to help students from all academic backgrounds develop their inner potential as people and enhance their general critical abilities through learning religions and human cultures based on world heritage.
Students will be able to identify the relationship between religions and world heritage, and understand various world religions, such as Christianity, Islam, Buddhism, Hinduism, Taoism, and Shintoism. Furthermore, comparing religious cultures, they will develop their inner potential as people and general critical abilities.