学部・大学院区分学部
時間割コード0041211
科目区分全学教養科目
科目名 【日本語】科学技術社会論
科目名 【英語】Science, Technology and Society
主担当教員 【日本語】横山 輝雄
主担当教員 【英語】YOKOYAMA Teruo
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 月曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門分野を問わず,豊かな人間性を育み,総合的判断能力をかん養することが目的である。
本授業科目のねらいは、科学技術の社会における役割を理解することである。福島原発事故は大きな衝撃を与え,遺伝子操作などの技術進歩に倫理的な問題が呈されている。「科学技術社会論」(STS)の観点から、科学技術と社会をめぐる問題を現代の論争に即して検討し、論争的問題についてバランスのとれた思考をみにつけること目標とする。「クリティカル・シンキング」(CT)の手法を導入し、対立意見の検討技法なども学ぶ。
授業の構成
1.科学技術社会論(STS)とは
2.クリティカル・シンキング(CT)とは
3.遺伝子組み換え作物をめぐる論叢
4.心理学と脳神経科学
5.脳神経科学をめぐる論争
6.ガンと喫煙をめぐる論争
7.科学の方法と限界
8.血液型性格判断をめぐる論争
9.科学と疑似科学
10.不確実性と科学
11.ポスト・ノーマル・サイエンス
12.地球温暖化をめぐる論争
13.地震予知はどこまで可能か
14.動物実験の是非
15.トランス・サエインスと参加型科学
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない。この授業科目は、文系・理系を問わず必用とされる、日常生活や社会と科学技術の関わりを検討するものであり、特定の履修条件は要しません。もちろん理系の人の履修も歓迎です。
成績評価の方法と基準
提出されたレポートによる(100%)。履修取り下げ届の提出を求めます。成績評価基準は、『全学教育科目履修の手引き』を参照。
教科書・テキスト
伊勢田哲治他編『科学技術をよく考える』名古屋大学出版会
参考書
藤垣裕子編『科学技術社会論の技法』東京大学出版会
注意事項
教科書を事前に読んで、よくわからない箇所や疑問点などを予習しておき、授業後は、再度教科書をよみ、疑問の箇所が解決したかを確認し、また授業で提示した関連文献などを参照する。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
This STS <Sceiece,Technology and Society> course deals with problems of modenn society ,especially interaction of science and technology. Also Critical Thinnking(CT) metohod is introduced in this course. Scientific conrtoversy about green house effect、gereteic engineering, neuroscience, animal experimentation is topic of this course.