学部・大学院区分学部
時間割コード0041106
科目区分言語文化
科目名 【日本語】中級ドイツ語2
科目名 【英語】Intermediate German 2
主担当教員 【日本語】村元 麻衣
主担当教員 【英語】MURAMOTO Mai
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 月曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
1年生および2年生前期のドイツ語学習を土台として、「習うドイツ語から使うドイツ語」を指向する科目です。さらに高度な文法知識を得ると同時に、生のドイツ語に実践的に対応できるような運用能力を養成します。ドイツ語を話す人たちの社会、歴史、文化、生活様式などにも目を向けて、ドイツ人の考え方やドイツ語的な発想の仕方をも学び、国際的視野を涵養する一歩とします。
授業の構成
1年次に学んだことを復習しながら、さらに、「話す」、「聞く」、「書く」、「読む」の4能力を総合的に伸ばしていきます。ドイツ語圏の文化や生活など、ドイツ事情に関する会話を中心にドイツ語の会話力を高めます。あわせてドイツおよびヨーロッパに対する理解を深めます。

授業のおおよその進行は、以下の通りです。
1.CDを聞き、会話の大まかな内容を理解する
2.CDの内容を一部変え、会話練習をする
3.パートナーとの役割練習をする
4.重要な表現をおさえる
5.同じテーマの文章を読み、大まかに理解をする
6.応用練習
7.ドイツ語圏の文化へさらにもう一歩

宿題・課題の取り組みは授業参加の必須となる。その宿題の中には次週の予習となるものも含まれる。また、授業の妨げになる遅刻は減点の対象とする。やむをえない事情で授業を欠席した場合は、各自でフォローをする。その日に配布されたプリントはコピーし、課された宿題も次週までに各自調べて取り組んでおく。すべてのグループワークに参加する(宿題に取り組む)ことが前提となる。
履修条件・関連する科目
1年次および2年次前期のドイツ語科目を履修していること。
成績評価の方法と基準
平常点(積極的な授業参加、グループワークの成果)50%、小テスト・提出物50%。総合的に合格の水準に達していない場合、平常点の最低条件を満たさない場合は単位取得を認めない。15分以上の遅刻は欠席扱いとする。4回以上の欠席者は「F」とする。
教科書・テキスト
佐藤修子ほか著『CD付き スツェーネン2 コンパクト 場面で学ぶドイツ語』(三修社)ISBN 978-4-384-13089-8 C1084 2700円+税
参考書
授業時に追って指示する。
注意事項
グループワークで辞書を使用することもあるので、辞書(電子辞書か紙の辞書)を購入し持参すること。携帯電話はこちらから指示がない限り使用しない。
授業内容について受講後、ノート等で自分なりに整理しておくこと。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
Courses intended to boost capabilities in foreign languages as a tool for specialized academic pursuits, to enhance understanding of foreign cultures, and in doing so, to help students prepare themselves for international society.

各課で扱う基本的な文型、重要表現を用 いたグループワークに積極的に参加することで、(ドイツ語に限らない)コミュニケーション能力を伸ばしていくことが、この授業の狙いです。間違いや失敗を気にせず、楽しい授業を一緒に作っていきましょう。

私の授業では、以下の2つの条件をどちらも満たす場合に限り、履修取り下げを認めます。
・前期は5月末日まで、後期は11月末日までに申し出る。
・勉強が思うようにできないほど深刻な事態が生じていることを明らかにする。