学部・大学院区分学部
時間割コード0025504
科目区分言語文化
科目名 【日本語】中国語2
科目名 【英語】Chinese 2
主担当教員 【日本語】笠井 直美
主担当教員 【英語】KASAI Naomi
単位数1.5
開講期・開講時間帯Ⅱ 金曜日 5時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
はじめて中国語を学ぶ学生を対象に,一貫した授業計画に基づいて中国語に関する基礎知識と基礎的な運用力を養う。この授業では,音声面・表現面に重点を置き,豊富な練習を行うことにより,「聞く」「話す」力をつけることを目指す。また,中国語圏の文化・習俗・歴史・社会事情等について理解を深める。
授業の構成
中国語の初級段階を総合的に学習し,音声面・文法面・表現面において中国語の全体像がつかめるような基礎的能力の養成を目標とする。中国語2は,中国語1とセットの授業であり,相互に補完しあう関係にある。中国語2では,各音節を声調を伴って正確に発音できるように授業を進め,さらに,単語の暗記や短いセンテンスの会話文の練習をしつつ,基礎的な文法を身に付けていく。

具体的な授業内容は以下の通りである。

1.発音(1)声調(四声) ピンイン 簡体字
2.発音(2)母音 子音(有気音と無気音)
3.発音(3)子音(鼻母音) 軽声 ほか
4.発音(4)声調変化 あいさつ言葉 ほか
5.自己紹介:人称代名詞 動詞“是” 名前の尋ね方・答え方 ほか
6.年齢・家族・趣味について聞く:数字 副詞“也”と“都” 動詞“有” ほか
7.買い物をする:指示代名詞 助数詞 形容詞述語文 ほか
8.場所を尋ねる・時刻を告げる:方位詞 年月日・曜日・時刻 動詞“在” ほか
9.生活の様子を話す:可能の助動詞“会”“能”“可以” 様態補語 動詞“喜欢” ほか
10.まとめ・復習
履修条件・関連する科目
中国語1とともに履修するのが望ましい。
成績評価の方法と基準
試験(70%),平常点(30%)。平常点は授業への参加状況,授業態度で総合的に判断する。
授業時における教員のアナウンスに十分注意すること。履修取り下げは認めない。試験を受験しない場合,欠席扱いとなる。
教科書・テキスト
中桐典子・余瀾著『あなたが主役 演じる入門中国語』(朝日出版社)
参考書
必要に応じて授業で紹介する。
注意事項
・教科書の該当箇所を予習して授業に出席すること。
・授業で扱った範囲の演習問題を課外学修で消化しておくこと。
・教科書の本文・例文についてピンイン・声調を正しく発音できるように練習すること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
授業上の注意
 ・最初の授業でガイダンスを行います。
 ・参考書,辞書についてはガイダンスで説明します。
 ・初級中国語の最重要ポイントは発音です。十分な時間をかけて練習を繰り返します。
 ・再試験は,定期試験では合格点に達しなかったが,再試験においては合格の可能性があると担当教員が判断した場合に行います。

Courses intended to boost capabilities in foreign languages as a tool for specialized academic pursuits,to enhance understanding of foreign cultures, and in doing so, to help students prepare themselves for international society.
This is a course for students who are learning Chinese for the first time to develop basic knowledge and operational skills related to Chinese based on a consistent lesson plan.