学部・大学院区分学部
時間割コード0025312
科目区分理系基礎科目
科目名 【日本語】物理学基礎Ⅱ
科目名 【英語】Fundamentals of Physics II
主担当教員 【日本語】川村 静児
主担当教員 【英語】KAWAMURA Seiji
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 金曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
本授業の目標は、物理学の基本的な考え方や手法を、身近な電磁気の現象を題材に学ぶことである。数学という道具を用いて物理法則から現象を導く方法を習得し、なぜ単純な法則で豊富な電磁気の現象が説明できるのかを学修する。
授業の構成
1.静電場
  電荷、クーロンの法則、ガウスの法則、静電ポテンシャル、導体、誘電体
2.定常電流
  オームの法則
3.電流と磁場
  アンペールの法則、ビオ・サバールの法則、磁場中の電流に働く力、磁性体
4.電磁誘導
  マックスウェルの方程式
5.交流回路
  コンデンサー、コイル
6.電磁波
  伝播、放射
履修条件・関連する科目
高校における物理学の履修が望ましいが前提とはしない。しかし履修していない場合は、予習復習の一層の努力を期待する。
成績評価の方法と基準
期末試験、レポート等により総合的に評価する。
履修取り下げを行う場合には履修取り下げ届を5月末までに提出すること。履修取り下げの場合は「W(欠席)」とし、出席して規定の点数に達しなければ「F(不可)」とする。
教科書・テキスト
特に指定しない。
参考書
砂川 重信「電磁気学 (物理テキストシリーズ 4) 」岩波書店
注意事項
それぞれの講義では重要な概念について丁寧な解説を行うが、それを身につけるためには講義内容に対する十分な復習が必要である。特に簡単な練習問題を解くことが有効なので、教員が推薦する演習書や問題集を自習すること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The course provides a basis for classical electrodynamics. After passing the course, the students will be able to account for fundamental concepts associated with the electro-magnetic behavior based on Maxwell's equation.

授業では基礎概念の理解を第一の目的とする。わからないことがあれば、いつでも質問して下さい。