学部・大学院区分学部
時間割コード0025302
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(中級)
科目名 【英語】Academic English Intermediate
主担当教員 【日本語】榎本 洋
主担当教員 【英語】ENOMOTO Hiroshi
単位数1
開講期・開講時間帯Ⅱ 金曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
授業の構成
この授業は,基礎で学習したパラグラフ・リーディングとライティングのスキルをより高め,専門分野における論文を読み解くための準備段階に位置づけられます。授業では,テキストを速読し,構造と内容を理解することと,そのトピックについて自らの意見をエッセイとして表現することをめざします。その際、リーディングではコロケーション(連語)を意識すること、またライティングでは英語のレトリック(日本語との違いなど)を考慮しながら進めていきます。テキストは全部で10のユニットからなりますが、それぞれが2部に分かれます。前者が説明文、後者がプリゼンです。後者はリスニングが中心になります。かなりの分量ですので、最初の授業の時に取り上げるユニットを決めるつもりです。
テキストの内容は現代における海外のTEDを手がかりにした教材です。学術的な文章を読み書きしていくうえで役立つ内容であるだけでなく,世界の人びとと渡り合い、仕事をしていくうえで知っておくべき基礎知識を扱ったものです。メディア社会におけるリテラシーについて考えさせてくれる内容です。
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
成績評価は対面授業(50%)と課外学習(50%)の割合で評価する。対面授業では、小テスト(30%)ライティング課題(20%)として評価する。課外学習については、注意事項を参照のこと。
教科書・テキスト
21st Century Reading 3A(Cengage Learning)
ISBN 13:978-1-305-26571-4
参考書
適宜指定する。
注意事項
課外学習として「ぎゅっとe」リーディングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。またTOEFLITP (Reading)およびCriterionの評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。英語検定試験による単位認定を申請する学生以外は、履修取り下げを認めない。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. Students are expected to master professional academic English. With a special focus on essay structures, students will learn how to extract necessary information effectively and write in a logical and persuasive manner. Students will also study sentence composition methods and useful expressions.
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。