学部・大学院区分学部
時間割コード0025251
科目区分理系教養科目
科目名 【日本語】都市と環境
科目名 【英語】Urban Areas and the Environment
主担当教員 【日本語】西澤 泰彦
主担当教員 【英語】NISHIZAWA Yasuhiko
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 金曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の諸現象について,それらの諸現象を学際的,総合的に分析,把握する能力を育むとともに,他の学問分野との関連性について理解することが目的である。
授業の構成
本授業科目は環境学研究科都市環境学専攻(工学部環境土木・建築学科)の西澤泰彦と小松尚が担当する。本授業科目は、都市と都市生活に関わる様々な問題について、環境というキーワードにより複眼的に眺め、都市および都市環境を支える具体的な施設やシステムが持つ役割、都市が持つ遺産や資産を考察することで、都市のあり方や都市環境の創造を考えることを目的とする。そして、そのような考察を通して、社会現象や自然現象と都市に対する考察力を養う。
前半を西澤が、「都市環境」というキーワードで都市で生じている様々な問題を以下の項目で論じる。1.都市とその諸相の把握、2.環境問題と都市問題、3.都市型災害、4.都市を支える施設、5.都市におけるスクラップ・アンド・ビルド、4.都市の遺産とその評価。
後半では小松が「住宅」「居住」というキーワードで都市の居住問題を以下の項目で論じる。1.戦後から現代までの日本の都市と住宅の関係、2.戦後から現代までの日本の都市と住宅の関係、3.人口減少・少子高齢社会における都市居住の現状や課題、4.人口減少・少子高齢社会における都市居住の現状や課題、5.災害時の居住、5.これからの都市居住。
履修条件・関連する科目
歴史学、地理学、法学、政治学、社会学、土木工学、建築学、環境学、気象学のいずれかの分野について、2つ以上の分野に興味関心があること。
成績評価の方法と基準
成績評価は期末試験の点数によっておこなう。100点満点にて、点数に応じた成績評価をおこなう。合格点は60点である。
教科書・テキスト
指定しない
参考書
授業の中で10冊程度を紹介するが、それらの中から1冊は、授業終了時までに読み、批評できるようになること。本を読むことが学問の基本であることも併せて学習してほしい。
注意事項
歴史学、地理学、法学、政治学、社会学、土木工学、建築学、環境学、気象学のいずれかの分野について、2つ以上の分野に興味関心があること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
Courses that provide students with the skills required to analyze and understand phenomena in the field of natural sciences in an interdisciplinary, comprehensive fashion that promotes an understanding of their relationships to other fields of study.

受講を希望する者は、日頃から都市問題や環境問題に関心を持ち、街を歩いて観察し、都市に関する本や雑誌を読むなど、自分で情報収集する努力を怠らないようにすること。また、環境問題は複雑多岐にわたるので多くの学問分野に興味関心を持つこと。