学部・大学院区分学部
時間割コード0025248
科目区分理系教養科目
科目名 【日本語】微生物の科学
科目名 【英語】Science of Microorganisms
主担当教員 【日本語】藤田 祐一
主担当教員 【英語】FUJITA Yuichi
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 金曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の諸現象について,それらの諸現象を学際的,総合的に分析,把握する能力を育むとともに,他の学問分野との関連性について理解することが目的である。
主に以下の5点に重点をおいて、人間生活を含めた地球環境における微生物の重要性の理解を深める。1、真核生物と原核生物の混生。2、多様な環境での生育と大量培養。3、微生物を利用したものづくりや分解。4、微生物の働きと地球環境との関わり。5、生化学的視点からの微生物と人間の共通点・相違点。
授業の構成
(1)微生物とは
(2)原核生物/真核生物・真正細菌/アーキア/真核生物
(3)微生物の培養
(4)微生物の代謝:光合成/化学合成・独立栄養/従属栄養
(5)光合成
(6)窒素固定・共生
(7)微生物の増殖
(8)微生物によるバイオテクノロジー
(9)微生物の機能を支える酵素
(10)アルコール発酵とエネルギー代謝
(11)エネルギー代謝と呼吸(1)
(12) エネルギー代謝と呼吸(2)/遺伝子から見る微生物(1)
(13)遺伝子から見る微生物(2)
(14)遺伝子から見る微生物(3)
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない。
関連する科目:生物学入門、遺伝子の世界、バイオテクノロジー
成績評価の方法と基準
期末試験で成績評価を行う。履修取り下げの際は届けを提出する。提出がなく、期末試験を欠席の場合、評価は「F」とする。
教科書・テキスト
教科書は指定しないが、毎回の授業で講義資料を配付する。
参考書
「微生物学への誘い」(山中健生著、培風館)
「微生物〜目には見えない支配者たち〜」(マネー著、花田智訳、丸善出版)
「微生物学」(ブロック他、室伏・関監訳、オーム社)
「生化学」(鈴木紘一編、東京化学同人)
注意事項
講義内容について受講後,ノート等で自分なりに整理し、講義内容を課外学修で消化しておくこと。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
We introduce a diverse world of microbes that are invisible but support our life and the Earth's environment.