学部・大学院区分学部
時間割コード0025244
科目区分理系教養科目
科目名 【日本語】現代数学への流れ
科目名 【英語】Introduction to Concepts of Modern Mathematics
主担当教員 【日本語】太田 啓史
主担当教員 【英語】OHTA Hiroshi
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 金曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の諸現象について,それらの諸現象を学際的,総合的に分析,把握する能力を育むとともに,他の学問分野との関連性について理解することが目的である。
現代数学の「考え方」の一端を、いくつかの具体例を通じて学ぶ。
授業の構成
現代数学の「考え方」の一端を学ぶ。取り扱う題材としては、位相(トポロジー)の考え方とその応用を予定している。通常の工学部の講義で学ぶであろう即実践的な数学の方法や技術習得というより、むしろ工学部の講義ではあまり聞かないであろう純粋数学を題材に、ときに寄り道しながら、現代数学の「考え方」に触れ、数学の世界を広げていく。例えば、トポロジーの考え方は20世紀数学の代表的なものの一つであり、純粋に数学的なテーマであるが、近年トポロジカル絶縁体など物性や工学分野でもその考え方が使われ脚光を浴びている。柔軟な思考で新しい考え方を学ぶ。
履修条件・関連する科目
1年生で習う線形代数、微積分の知識を仮定する。
成績評価の方法と基準
普通に対面で期末試験が実施できれば、基本的に期末試験による。そうでない場合は、期末試験を重視しつつ、レポート、および中間試験の内容を総合して評価する。なお、期末試験に欠席した場合のみ、欠席(W)とする。履修取り下げにあたり、特に履修取り下げ届を必要とはしない。詳しくは初回講義の際に説明する。
教科書・テキスト
必要に応じて講義内で紹介する。
参考書
必要に応じて講義内で紹介する。
注意事項
可能なら対面講義で行いたいが、新型コロナの状況をみて随時判断し柔軟に対応する。詳しくはNUCTで通知する。
遠隔会議システムZoomを使うことも考えているので、各自使えるようにしておくことが望ましい。

どのような講義形態をとるかによらず、各回読み切り講義ではなく、前回までの講義内容を前提に進めていく。講義をよく理解するためには復習が必要。

対面講義の場合:遅刻厳禁。これは道徳の問題ではなく、講義内容を理解する上で重要です。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
In this course, we learn some examples of basic idea in modern mathematics.