学部・大学院区分学部
時間割コード0025230
科目区分理系基礎科目
科目名 【日本語】生物学基礎Ⅱ
科目名 【英語】Fundamentals of Biology II
主担当教員 【日本語】嘉村 巧
主担当教員 【英語】KAMURA Takumi
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 金曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
近年の生命科学研究、中でも細胞生物学の分野でノーベル賞の対象となった研究を取り上げることにより、生命科学研究の発展の経緯を理解することが目的である
 本授業の目標は講義で取り上げた研究について理解しわかりやすく説明できるようになることである。
授業の構成
1、がん、老化、幹細胞とクローン技術、死と再生
2、塩基配列の解読、PCR法による遺伝子増幅
  RNA干渉によるタンパク質発現調節
  タンパク質分解による細胞機能制御
3、生物物理学の話題
  タンパク質生合成マシナリー(リボソーム)のはたらき
  タンパク質の立体構造とその応用
4、核酸の機能と核酸を用いた生物技術
  DNAとRNAの構造、非翻訳RNA、エピジェネティクス
  遺伝子配列の個人差(SNPs)と外来核酸による遺伝子発現制御法
履修条件・関連する科目
生物学基礎Iを履修していることが望ましいが、未履修でも受講可能である。
成績評価の方法と基準
小テストおよびレポートにより評価する。
学期途中で履修の取りやめを希望する場合は、担当教員の許可を必要とする。
教科書・テキスト
教科書は指定しないが、毎回の授業で講義資料を配布する。
参考書
Essential細胞生物学(南江堂)
注意事項
この講義は、高校時代に深く生物を履修した学生を対象にしている。しかしながら、生物を受験科目として選択しなかったが、高校で生物の授業を十分に履修した学生や、意欲のある学生は、本講義を受講しても良い。
講義内容について受講後、配布プリント等で自分なりに整理しておくこと。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
 The aim of this course is to understand the history of life science research by highlighting recent life science research, especially those that have received the Nobel Prize in the field of cell biology.
The goal of this course is to be able to explain the research in the lecture.