学部・大学院区分学部
時間割コード0025127
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(コミュニケーション)
科目名 【英語】Academic English Communication
主担当教員 【日本語】榎本 洋
主担当教員 【英語】ENOMOTO Hiroshi
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 金曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
リスニングとスピーキングを主としたコミュニケーションの能力を高める授業を行い、日常会話、さらにはディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力を養成する。
英語の聞き取りも漫然と聞いていただけでは、とても無理だろう。この授業では、日本語と英語の音声の違いを念頭に置きながら、どうしたら聞けるようになるか、そのカギとなることに理屈から迫ろうと試みる。
授業の構成
主な内容は以下の通り。子音、母音の発音の仕方、音の連結・脱落・同化、音節,強勢、イントネーションなどを学ぶ。それぞれに練習問題がついている。個人的に重視するのは子音、母音の発音(日本語との違いはむろん)、音の脱落・同化の問題で、これがヒアリングの最大の問題点である。また、類似の音を持った単語なども指摘したい。これらを一通り学んだ後には、時間が許せばTOEICなどのテストやディクテーションを行ってみたいと思う。授業展開は以下のとおり。1:英語の音について 2:母音 3:二重母音 4:特殊な二重母音 5:子音(閉鎖音、鼻音、摩擦音)6:子音(破擦音と側音)7:音節と語強勢 8:音のつながり(脱落)9:音のつながり(同化 1)10:音のつながり(同化 2)松坂ヒロシ、『英語音声学入門』、竹林滋、『英語音声学』(ともに研究社)11:イントネーション 12:合成語と名詞連続 13:感嘆文など 14:話者の意図とイントネーション 15:総括 『大人の英語発音講座』(NHK出版)、平澤正夫、『通じる英語・上達のコツ』(洋泉社)など。   
履修条件・関連する科目
(英語とは限らない)音声学
成績評価の方法と基準
テスト(50%)、課外学習も考慮(50%【注意事項】参照)
教科書・テキスト
Imai Yumiko and others, Sounds makes Perfect (Eihosha) ISBN9784269630130
参考書
授業内容の欄に一部記しました。必ず手に取ってみること。それ以外は、テキストの参考文献欄を参照するか、講義中に指示します。
注意事項
課外学習として「Academic Express3」を課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFL ITP(Listening,Structure)の評価を30%とする。5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。英語検定試験による単位認定を申請する学生以外は、履修取り下げを認めない。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. This course will help students improve their communicative ability and master basic skills for discussion and presentations.
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。

日ごろから英語を聞く習慣をつけること。そのためにネットなどの活用等についても触れたい。