学部・大学院区分学部
時間割コード0024520
科目区分基礎セミナー
科目名 【日本語】基礎セミナーB
科目名 【英語】First Year Seminar B
主担当教員 【日本語】大松 亨介
主担当教員 【英語】OHMATSU Kohsuke
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 木曜日 5時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。
セミナーのテーマ:身近な日用品の秘密を化学の視点で探る
授業の構成
私達は生活をより快適なものにするため、調味料や化粧品、医薬品などに代表される汎用商品を必要に応じて購入・利用している。これらの商品が、味や匂い、薬効などにおいて「求められる機能」を持つには、鍵となる分子や興味深い化学的な仕組みが働いている。本セミナー履修生は、グループ単位で一つの商品を対象として選び、化学的視点を含む様々な角度から各自分担して調査し、結果をまとめて発表を行い、議論して報告書を作成する。

なお、2020年度は以下の授業内容をすべてオンラインで実施する。

1. 教師、TA、履修学生の自己紹介とセミナーのテーマ、進め方の説明
2. セミナーのテーマに関連する具体例の紹介および導入
3. グループ分け、グループの課題設定、情報検索収集方法の紹介と計画
4. グループ打合わせ、途中経過発表、発表方法と報告書の作成要領説明
5. 予備発表、課題調査
6. 課題調査とグループ討論
7. 中間報告会
8. 中間報告書の作成・提出と最終報告に向けてのグループ課題選定
9. グループ打合わせ
10. 予備発表、課題調査
11. 課題調査とグループ討論
12. 最終報告会
13. 最終報告書の作成・提出と今後の展望
履修条件・関連する科目
Zoomをインストールしたカメラ付きのパソコンとインターネット環境が必要。
成績評価の方法と基準
調査活動内容(25%)、報告書(25%)、発表(25%)、質疑応答および討論への参加状況(25%)で評価する。評価基準は『全学教育科目の履修の手引き』を参照。学期途中で履修の取りやめを希望する場合は、担当教員の許可を必要とする。
教科書・テキスト
教科書は指定しない。
参考書
必要に応じて授業中に紹介するが、例えば、「実感する化学 下巻 生活感動編」アメリカ化学会編、広瀬千秋訳、2005(エヌ・ティー・エス)、「CMをにぎわしたヒット商品」「化学」編集部、1997(化学同人)、「化学ってそういうこと-夢が広がる分子の世界」日本化学会編、2003(化学同人)など。
注意事項
授業で決定したテーマに関する調査活動を授業時間外で実施する。
報告会の発表・質疑討論に関するレポートを授業時間外にまとめ、次回授業で提出する。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
This course is designed to introduce first-year students to university education, acquire independent learning skills, and develop multi-faceted intellectual training to cultivate basic academic skills. The aim is to develop the ability to read, write, and speak as a common basic, and to learn the ways and fun of seeking truth.
Seminar theme: Exploring the secrets of everyday commodities from a chemistry perspective