学部・大学院区分学部
時間割コード0024425
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(コミュニケーション)
科目名 【英語】Academic English Communication
主担当教員 【日本語】涌井 隆
主担当教員 【英語】WAKUI Takashi
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 木曜日 4時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
リスニングとスピーキングを主としたコミュニケーションの能力を高める授業を行い、日常会話、さらにはディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力を養成する。
授業の構成
90分の授業を前半と後半に分ける。

最初の45分は聞き取り練習。英語を聞いて設問に答える。題材は、ネットからとるので、学生はダウンロードして、家で何度も聞いて質問に答えられるよう準備する(Youtubeなどのビデオクリップが主な題材となる。聞き取りにくそうな単語や専門用語は授業で説明する。最近はAIがかなり正確な文字起こしをしてくれるのでそれを利用する。)

残りの45分は教員が用意したワークシートを元にしてペアワークを行う。話題は、日頃から皆さんが関心を持っていて、外国人と英語で会話する場合話題になりそうなものを取り上げる。例えば、将来の夢、家族、食べ物、名古屋という街、学校、お金、買い物、ネットとメディア、仕事と遊び、福島原発事故、日本の政治、環境問題、グローバリゼーション、などなど。ペアとなった相手の英語を評価して提出してもらい成績の参考とする。教員は学生の会話に参加して英語の運用能力をチェックする。
履修条件・関連する科目
なし
成績評価の方法と基準
授業中に行う聞き取りテスト、英語の運用能力、対面授業と並行して行う課外学習の消化率と検定試験の成績を総合して判断する。「注意事項」を参考。
教科書・テキスト
なし
参考書
英語で意味を説明した学習辞書を使えるようにしてほしい。英和辞書よりすぐれている。
注意事項
課外学習として「Academic Express3」を課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFL ITP(Listening,Structure)の評価を30%とする。5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。英語検定試験による単位認定を申請する学生以外は、履修取り下げを認めない。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. This course will help students improve their communicative ability and master basic skills for discussion and presentations.
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
英語の会話練習では日本語の使用は厳禁です。長い沈黙はよくないのでとにかく喋り続けるのが重要です。
英語という科目は長期戦であることを理解してほしい。30歳になるまでにネットの動画を含めてストレス無しに情報を取れ、かつ、英語でメールを書いたり、チャットしたりできる程度の運用力を身につけるとその能力は一生残るが、そうでないと英語との接触は苦痛でしかなくなる。したがって、大学1年次の英語の成績など何の意味もない。目標は30歳になるまでに使い物にすることであり、それは長期戦であることを理解してほしい。それから、受講生全員に関わる質問は授業中に全員のいる場でしてもらいたい。授業終了後に個別に質問するのは避けてもらいたい。