学部・大学院区分学部
時間割コード0024406
科目区分基礎セミナー
科目名 【日本語】基礎セミナーB
科目名 【英語】First Year Seminar B
主担当教員 【日本語】齊藤 誠
主担当教員 【英語】SAITO Makoto
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 木曜日 4時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。上記目的の達成のために、毎日、英字新聞を読み、英語ラジオを聴く習慣をつける。
 なお、Zoomによる遠隔演習が予想されているが、アクセス先のURLなどは、NUCTでのアナウンスメントで確認してほしい。
授業の構成
 本演習は、世界と日本の経済時事に関する英文を正確に読み/聴く能力の向上を目指します。日々の講読教材としては、有力英字新聞(New York TimesとJapan Times)からA4で1~2頁程度の記事、聴覚教材としては、基本的にNational Public Radioから3分から5分程度のラジオニュースをそれぞれ用います。これらの講読教材と聴覚教材を毎日送付すします。演習履修者は、毎日欠かさずこれらの教材を講読、視聴し、1週間分の教材を題材に日本語で議論をします。
 授業の進め方は以下の通りです。
①講義教材をEvernoteのノートブックにクリップしていきます。受講者には、のt-トブックへのアクセスを許可しますので、毎日、読む教材と聴く教材をこなしていって、1週間分を日本語で議論します。
②購読教材としては、以下のサイトから記事をEvernoteにクリップします。
  Japan Times: http://www.japantimes.co.jp/
  International New York Times: http://www.japantimes.co.jp/
③聴覚教材としては、以下のサイトから音声ファイル(MP3)とtranscript(テキストファイル)をEvernoteにクリップします。
  National Public Radio: http://www.npr.org/sections/news/
④講義では、毎週、7本ずつの新聞記事とラジオニュースの内容について議論をします。
⑤学期中に3度ほど、記事やラジオ内容についてサマリーを提出してもらいます。
履修条件・関連する科目
なし。
成績評価の方法と基準
成績は、出欠、演習中の発言、学期中に3度提出が求められるレポートに基づいて評価をします。
教科書・テキスト
なし。
参考書
なし。
注意事項
なお、Zoomによる遠隔演習が予想されているが、アクセス先のURLなどは、NUCTでのアナウンスメントで確認してほしい。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
In this seminar course, first-year students are required to read articles in newspapers, and listen to news on internet radio in English everyday, and to discuss issues associated with those articles and news in class. Through this intensive training, they are expected to learn how to acquire accurate and reliable information from English-language journalism.

 本演習は、いわゆるコミュニケーションやディベートのスキルを身に付けるものではなく、経済時事に関する比較的高度な英文(時には、込み入った文章も題材とする)を正確に読み/聴くことができる能力の向上を目指しています。この演習を通じて、英語圏の経済時事に関するジャーナリズムの質の高さを、身をもって体験してもらい、英語圏のメディアから良質の情報を摂取する習慣を身に付ける契機にしてほしいと思っています。