学部・大学院区分学部
時間割コード0024404
科目区分基礎セミナー
科目名 【日本語】基礎セミナーB
科目名 【英語】First Year Seminar B
主担当教員 【日本語】稲葉 一将
主担当教員 【英語】INABA Kazumasa
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 木曜日 4時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。
テーマは「社会科学の基礎を学ぶ」である。私たちが生きている社会がどのように成り立っているのかを理解する。
授業の構成
社会科学の基礎に関連する文献を読み、関連する映像を見て、出席者全員で合評する。
文献および映像は、以下に紹介するものを考えている。
文献
ヘーゲル(樫山鉄四郎訳)『精神現象学上・下』(平凡社、1997年)
マルクス(城塚登訳)『ユダヤ人問題によせて』(岩波文庫、1974年)
マルクス(植村邦彦訳)『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』(平凡社、2008年)
スラヴォイ・ジジェク(栗原百代訳)『ポストモダンの共産主義』(ちくま新書、2010年)
佐々木隆治『私たちはなぜ働くのか』(旬報社、2017年)
暉峻淑子『対話する社会へ』(岩波新書、2017年)
映像
チャプリン『モダン・タイムス』(1936年)
チャプリン『独裁者』(1940年)
アルフォンソ・キュアロン『トゥモロー・ワールド』(2006年)
履修条件・関連する科目
読書や現実の問題に関心を持つとよいでしょう。
成績評価の方法と基準
平常点(出席、遅刻、発言、居眠りなどの総合考慮)で評価する。
教科書・テキスト
教科書は指定しないが、講義資料を配付することがある。
参考書
必要に応じて授業中に指示する。
注意事項
意欲的で積極的な参加を期待しています。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
In this class, first-year students study can acquire independent learning skills, and develop multi-faceted intellectual training to develop basic skills for the social science. The aim is to improve the ability for a common basic, and to learn the ways of seeking truth. The theme is "Learn the basics of social science". Participants can study how we exist in the real society.