学部・大学院区分学部
時間割コード0024362
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(コミュニケーション)
科目名 【英語】Academic English Communication
主担当教員 【日本語】菅原 裕子
主担当教員 【英語】SUGAHARA Yuko
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 木曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
リスニングとスピーキングを主としたコミュニケーションの能力を高める授業を行い、日常会話、さらにはディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力を養成する。
授業の構成
カンヌ国際広告祭受賞のTVコマーシャルを用い、ネイティブスピードの英語に親しんでリスニング力アップを目指すと同時に、異文化への関心や理解を深めることが本授業の目的です。CMの英語はナチュラルスピードで聞き取りにくいものも含まれていますが、生きた英語および背景にある社会・文化を学ぶ格好の素材です。
ただ、闇雲に聞くだけではリスニング力は伸びません。したがって、効率よく学べるよう、学期中は次の流れで進めます。

1 基礎編:主にプリントを使用し、英語音声の基本事項を学ぶ。Web「英語発音入門」などを参照するとよい。
2 応用編:教科書を用いて、Budweiser, Fedex, BMW, Pepsiなど身近な企業や、意見広告などのCMを扱います。また随時、歌やニュースなど生きた素材も取り入れます。今年度はSteve JobsのiPhone製品発表のスピーチを取り上げる予定です。https://www.youtube.com/watch?v=x7qPAY9JqE4
3. 学期末の成績評価:CMをペアで演じるプレゼンテーションおよび関連事項のミニエッセイ

授業の流れ (教科書の設問は既に解いてある前提で進めます)
1)リスニング、語彙、イディオム、文法確認と発音練習
2)1)で出てきた語彙や文型、応用した文章の音読や発話練習 
3)CMや映像資料における異文化への考察、グループでの話し合い

毎回の授業で重要なこと
リスニングだけでなく、スピーキングの練習に多くとりくみ、英語に慣れましょう。

付属DVDを視聴し、教科書の設問に答えておくこと。予習必須。ペア、グループで話す練習も多く行いますので、協力して積極的にとりくんでください。
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
期末のペア発表とミニエッセイ30%、学期中の課題および授業への貢献度20%
Academic Express 3 20%、TOEFL-ITP30%
履修取下げの際に届を必要としない。5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。
教科書・テキスト
『TVコマーシャルで学ぶ異文化の世界 English in 30 Seconds』 青木 雅幸(南雲堂) ISBN: 9784523176183
参考書
必要に応じて授業で示す。
注意事項
課外学習として「Academic Express3」を課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFL ITP(Listening,Structure)の評価を30%とする。5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。英語検定試験による単位認定を申請する学生以外は、履修取り下げを認めない。
本授業に関する参照Webページ
授業内で追って指示する。
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. This course will help students improve their communicative ability and master basic skills for discussion and presentations.
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
 実際に放送されていたCMなので難度は高めですが、興味を持って学べるかと思います。また、音声の問題だけでなく、社会的および文化的背景の知識が不可欠です。異文化をのぞいてみようという好奇心旺盛な方を歓迎します。