学部・大学院区分学部
時間割コード0024329
科目区分理系基礎科目
科目名 【日本語】地球科学基礎Ⅱ
科目名 【英語】Fundamentals of Earth Science II
主担当教員 【日本語】林 誠司
主担当教員 【英語】HAYASHI Seiji
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 木曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
本授業では,我々の住む地球がどのような変遷を経て現在に至ったのかを理解するために,地表面の変化やプレート運動など,現在の地球で起こっている様々な現象を把握し,地球史における地殻,マントル,海洋の発達プロセス,生物界の変遷について理解する。
本授業の目標は,これらの地球科学の基礎知識を習得し,地球環境の未来についても論ずることができる能力を身につけることである。
授業の構成
本講義は2部構成で実施され,第1部は同時開講の道林克禎教員によって講義がなされます。従って同時開講されるもう一つの地球科学基礎IIと内容は同じです。

第1部 地球物質の大循環
・地球の誕生と層構造の形成
・マントルの層構造と超高圧物質
・マントル対流
・海洋地殻の形成
・巨大火成岩岩石区
・プレートテクトニクス
・プレート収束境界のダイナミクス
・大陸移動と超大陸
・地球内部の物質大循環
・日本列島の地質構造と付加体

第2部 地球表層環境の変遷
・地表の変化(風化作用,侵食作用,斜面崩壊・災害)
・地層の形成・地殻変動(地層から得られるさまざま-情報)
・海水準変動 (地質時代の海水準変動を探る)
・化石の科学(化石による地層対比,化石化作用など)
・地球環境と生命の歴史1(大量絶滅事変)
・地球環境と生命の歴史2(生命の起源~カンブリア大爆発)
・地球環境と生命の歴史3(海洋生物の繁栄~生物の陸上進出)
・地球環境と生命の歴史4(恐竜の時代~人類の進化)
履修条件・関連する科目
履修条件:特になし 関連する科目:地球科学基礎I
成績評価の方法と基準
数回の小レポート(40%)と期末試験(60%)による。履修取り下げ制度を採用する。取り下げを希望する場合は,11月末日までに書面で担当教員に連絡すること。届を提出していない学生についても,出席状況等を総合的に判断して欠席とする場合もある。
教科書・テキスト
特になし。
参考書
資料集を配布予定。その他授業中に適宜紹介する。
注意事項
同時開講の地球科学基礎II(道林克禎教員)と同じ内容になります。
前回の授業内容の復習をした上で,授業に臨むこと。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The aim of this course is to help students understand some basics in the Earth Science, focusing on processes in relation to the solid Earth, plate tectonics, atmosphere, oceans, and biosphere.
At the end of the course, participants are expected to gain comprehensive knowledge on the Earth Science and valuable insight into the Earth's future.