学部・大学院区分学部
時間割コード0024232
科目区分言語文化
科目名 【日本語】中国語4
科目名 【英語】Chinese 4
主担当教員 【日本語】坂部 晶子
主担当教員 【英語】SAKABE Shoko
単位数1.5
開講期・開講時間帯Ⅱ 木曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
中国語4は,中国語2の継続であり,中国語2で使用した教科書を継続して用いる。引き続き正しい発音の習得に力をいれながら,“多听”(たくさん聞くこと)“多说”(たくさん話すこと)を通じて,コミュニケーションの実践力を養成することを目標とする。この授業では,豊富な練習問題により「聞く」「話す」力を伸ばすことを目指す。同時に言語の背景にある文化,歴史,価値観,風俗習慣などについても学ぶ。
授業の構成
中国語2で習得した各音節の発音を固めながら,聴解力,口頭表現の向上を図る。
文法事項を学びつつ,リスニング・スピーキングの練習を重点的に行い,「聞く」「話す」力を伸ばしてゆく。

具体的な授業内容は以下の通りである。

1.前期の復習(「聞く」「話す」を中心に)
2.存在・現象を述べる:存現文 持続を表す“着” ほか
3.経験を語る:経験の“过” 変化の“了” ほか
4.接続成分を用いた複文を学ぶ:複文(仮定) 複文(逆接) ほか
5.比べてみる:比較の“比” 手段・方式を表す“着” ほか
6.表現を豊かにする1:助動詞“想”“要”“打算”“应该” ほか
7.表現を豊かにする2:主述述語文 “把”構文 “是~的”構文 連動文 ほか
8.表現を豊かにする3:方向補語 可能補語 結果補語 依頼表現 禁止表現 ほか
9.使役表現・受身表現を学ぶ:使役の“让” 受身の“被” ほか
10.総合復習 応用問題 ほか
履修条件・関連する科目
中国語3とともに履修すること。
成績評価の方法と基準
試験(70%),平常点(30%)。平常点は授業への参加状況,授業態度で総合的に判断する。
授業時における教員のアナウンスに十分注意すること。履修取り下げは認めない。試験を受験しない場合,欠席扱いとなる。
教科書・テキスト
『中国語ポイント55』本間史・孟広学著(白水社)
参考書
必要に応じて授業で紹介する。
注意事項
・クラス指定。
・教科書の該当箇所を予習して授業に出席すること。
・授業で扱った範囲の演習問題を課外学修で消化しておくこと。
・教科書の本文・例文についてピンイン・声調を正しく発音できるように練習すること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
授業上の注意
 ・最初の授業でガイダンスを行います。
 ・参考書,辞書についてはガイダンスで説明します。
 ・初級中国語の最重要ポイントは発音です。十分な時間をかけて練習を繰り返します。
 ・再試験は,定期試験では合格点に達しなかったが,再試験においては合格の可能性があると担当教員が判断した場合に行います。

Courses intended to boost capabilities in foreign languages as a tool for specialized academic pursuits,to enhance understanding of foreign cultures, and in doing so, to help students prepare themselves for international society.
This is a course for students who have learned the Chinese language during the spring semester to develop basic knowledge and operational skills related to Chinese based on a consistent lesson plan.