学部・大学院区分学部
時間割コード0024107
科目区分文系基礎科目
科目名 【日本語】国際開発学
科目名 【英語】International Development
主担当教員 【日本語】OTCHIA Christian samen
主担当教員 【英語】OTCHIA Christian samen
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 木曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,人文・社会科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
この授業では社会的及び経済的な問題を解決するために試みられているビッグデータの使用例などを通して現代の開発経済学にアプローチすることを目標とします。コース終了時には学生は経済発展の近代理論を理解し、社会科学分野においてビッグデータを適切に使用するための分析スキルと理論的概念を修得します。
授業の構成
1. ガイダンス
2. 現代の経済発展の概要
3. 経済的及び社会的な問題を解決するためのビッグデータの活用
4. 消費者のターゲティングと測定
5. 政府部門におけるビッグデータの活用
6. ランダム化比較試験と経済発展の再考
7. 夜間照明データによって経済成長は予測できるか?
8. 経済発展と貧困問題
9. 農業と携帯電話
10. インターネットへのアクセスはイノヴェーションをもたらし得るか?
11. 工業化とサービス化
12. ヘルスケアと保険の経済学
13. 大気汚染及び水質汚染の影響
14. 気候変動を緩和するための政策
15. まとめと評価

「履修取り下げ制度」を採用しますので、その場合「履修取り下げ届」を提出してください。
履修条件・関連する科目
特になし。
成績評価の方法と基準
小テスト(30%)、中間(30%)、期末試験(40%)により評価します。
教科書・テキスト
特になし。適宜、プリントを配布。
参考書
大坪滋、木村宏恒、伊藤早苗(編)『国際開発学入門』ISBN:978-4-326-50327-8
注意事項
可能な限り双方向的な授業にしたいと思いますので、みなさんの積極的な参加を期待します。
本授業に関する参照Webページ
https://sites.google.com/site/chrisotchia/teaching
担当教員からのメッセージ
Courses designed to promote an understanding of the study of humanitiesand social sciences and to foster independent decision-making capabilities.

この授業では身近な問題から開発経済学へのアプローチを目指します。最近話題のビッグデータなど、新しいテクノロジーの使用にも触れながら、貧困問題や経済発展について考えます。
みなさんの積極的な参加を期待します。
なお、授業中は配布プリントやスライドにおいて適宜英語を使用します。