学部・大学院区分学部
時間割コード0024103
科目区分文系基礎科目
科目名 【日本語】教育学
科目名 【英語】Education
主担当教員 【日本語】SARKAR Arani Mohammad Rez
主担当教員 【英語】SARKAR Arani Mohammad Reza
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 木曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,人文・社会科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
本授業科目は、教育の目的、思想、学校教育などに関して国際比較視点から理解ことが目的である。具体的に、「学び」と「教え」の本質について考察し、学ぶことについて考え、自分なりに主題・見方を発見する。受講生は、教育学に関する理論的・実践的基礎知識を習得する。また、国際と国内文献・研究のレビューをもとに、受講者は、学校教育・大学での教える・学ぶについて多面的に自身のアイデアを出すことができる。
授業の構成
1回オリエンテーション本授業の目的および科目全体の構造などについて明確に説明する。
2回人材育成の視点からそれらを総合的に把握することができる。
3回近代化と日本の教育制度・教育基本法を論じる。
4回学校教育と地域との関連について考え、自分なりにまとめることができる。
5回家庭教育や学校教育の総合関係について考察する。
6回社会教育・生涯学習・企業教育の必要性と在り方を検討する。
7回教育内容・カリキュラムについて考察し、教科書の役割をもとに検討する。
8回教育方法について考察し、教材の役割をもとに学習指導案の構想と作成方法を習得する。
9回現代社会における学力とは何かを論ずることができる。
10回情報化社会に対する日本の学校教育の挑戦、課題と展望について考察する。
11回世界からみる日本の教育実践の質と教師の資質について検討する。
12回国際比較教育調査の結果をもとに教育の課題と展望を考察する。
13回学校教育改革の取り組み(学び合い・探究学習・問題解決学習など)について学ぶ。
14回学校教育に対教育という文化・学校文化について国際比較授業分析を通して論じる。
15回教育の評価システム、親・社会・メディア・生徒の声について検討する。
履修条件・関連する科目
配布した資料を読んで自分なりの考え・意見・感想などをもち、それらを基に授業中で話し合いを行う。これを活性化するために、授業内/授業外で、努力・協力すること。
成績評価の方法と基準
授業で課すレポート(30%)―習得―、②授業中のペア学習・グループ学習の活動、探究学習報告、発表など(30%)―活用―、③最終レポート(40%)―考察―で評価する。合計100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
特にありません。毎回の授業でレジュメを配布する。授業中に適時、指示する。
参考書
サルカールアラニ・モハメッドレザ (2007) 『国境を越えた日本の学校文化』京都:国際日本文化研究センター。
注意事項
これまで学んできたこと・体験してきたことを基に、教師発達論についての知識を再構築してほしい。NUCT上の資料を予習してくること。E-learningの研修・準備の実施すること。情報メディアを通して,自らの意見をもち,発言力を磨くよう心掛ける。教科書や参考書ないしは文献資料や使用テキストの該当箇所を予習して授業に出席すること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
This course is designed to provide a learning opportunity for students to share their understanding about education and to find their own idea. It provides students the opportunity to learn about what is teaching in practice, school curriculum as well as theoretical framework of learning in university.

本授業では、さまざまな教科の授業実践の事例をもとに受講生の個人の考察、ペア学習・グループ学習を行い、全体討論や個人発表の機会を通して、教育学についてさまざまな考えやアイデアを交換し、問題意識を深め、思考を促す。また、学校教育だけではなく広く教育学(家庭教育・社会教育・企業教育など)についての学びなどをめぐる現状・課題とその改革点の動向について論じる。