学部・大学院区分学部
時間割コード0023325
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(中級)
科目名 【英語】Academic English Intermediate
主担当教員 【日本語】川本 早久良
主担当教員 【英語】KAWAMOTO Sakura
単位数1
開講期・開講時間帯Ⅱ 水曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
授業の構成
英語(基礎)で学んだパラグラフについての知識を発展させ、リーディングとライティングを学術レベルで遂行できる基礎を身につける。ライティングに関しては、まず比較、分類、問題解決等のパラグラフの種類を復習する。その上で、それらを組み合わせる形でエッセイを執筆する。教科書はパラグラフからエッセイへの拡張について書かれた後半を主に用いる。また、ライティングで得た知識を応用し、文章全体の構造を意識して長めの英文を読む訓練も行う。リーディングの素材は受講生の関心に応じて選定する予定である。リーディングとライティングの双方を通じて、英語論文に役立つ表現も随時学ぶ。
履修条件・関連する科目
特になし。
成績評価の方法と基準
Gyutto-e (20%), TOEFL ITP (Reading) & Criterion (30%), 授業参加度(質問への回答、諸課題への取り組み)と英文エッセイ(50%)

履修取り下げ届けの提出は求めない。
授業を5回以上欠席したものは「欠席」の評定とする。
課題への取り組み状況が芳しくないものは「F」の評定とする。
教科書・テキスト
Matthew Taylor, David Kluge. Basic Steps to Academic Writing: From Paragraph to Essay. Tokyo: Cengage Learning. ISBN: 978-4-86312-209-3
参考書
特になし。
注意事項
課外学習として「ぎゅっとe」リーディングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。またTOEFLITP (Reading)およびCriterionの評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。英語検定試験による単位認定を申請する学生以外は、履修取り下げを認めない。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. Students are expected to master professional academic English. With a special focus on essay structures, students will learn how to extract necessary information effectively and write in a logical and persuasive manner. Students will also study sentence composition methods and useful expressions.
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。