学部・大学院区分学部
時間割コード0023309
科目区分文系教養科目
科目名 【日本語】映像とメディア・リテラシー
科目名 【英語】Video and Media Literacy
主担当教員 【日本語】後藤 明史
主担当教員 【英語】GOTO Akifumi
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 水曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,人文・社会科学系分野の諸現象について,それらの諸現象を学際的,総合的に分析,把握する能力を育むとともに,他の学問分野との関連性について理解することが目的である。
本講義では映像を中心としたメディアについて,情報社会学の観点から概説するとともに,ビデオ制作実習を行う。ビデオ作品の制作を通して,メディア制作の実際を学び,自己表現の手段としての映像メディア・リテラシーの獲得を目指す。
授業の構成
簡単なビデオ作品を制作できるように以下の基礎知識を身につけるとともに,簡単なビデオ作品を制作する。
1.映像とメディア
1.1 メディアの歴史
1.2 メディアのビジネスモデル
1.3 新しいメディア
2.ビデオ制作の理論
2.1   撮影
2.1.1 カメラワーク
2.1.2 スタジオ撮影とロケーション
2.2   音声
2.2.1 音声の役割と効果
2.2.2 ナレーション,BGMの入れ方
2.3   編集
2.3.1 編集の意義
2.3.2 編集のテクニック
2.3.3 特殊効果
3.ビデオ制作の実際
3.1 企画と役割分担
3.2 制作の手順
履修条件・関連する科目
秋学期金曜日5時限に開講される全学教養科目(メ〜テレによる特別講義)の受講を推奨する。
成績評価の方法と基準
【本授業の目的およびねらい】に記載した内容が達成されることを合否の基準とする。成績評価基準は、『全学教育科目の履修の手引』を参照。修取下げの際に届を必要としない。課題の未提出の場合,評価は「W」とする。
教科書・テキスト
教科書は指定しないが,必要に応じて授業で講義資料等を配付する。
参考書
吉見俊哉著「メディア文化論 --メディアを学ぶ人のための15話 改訂版 」(有斐閣アルマ)
その他必要に応じて授業で紹介する。
注意事項
作品制作のため授業時間外の活動が必要なので,承知の上受講すること。期末にビデオ作品の制作を課題とする。25名程度の受講制限を行う。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
Through the production of video works, you will learn the realities of media production and aim to acquire visual media literacy as a means of self-expression.

やらせ、フェイクニュース、ステマなど、メディアはかつてない不信にさらされています。そういった中で、自分なりに信頼できると判断する基準らしきものを、この講義を通じて、映像制作の過程を体験して身につけてもらえればと思います。