学部・大学院区分学部
時間割コード0023304
科目区分文系教養科目
科目名 【日本語】民主主義の歴史と現在
科目名 【英語】Past and Present of Democracy
主担当教員 【日本語】野村 康
主担当教員 【英語】NOMURA Ko
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 水曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,人文・社会科学系分野の諸現象について,それらの諸現象を学際的,総合的に分析,把握する能力を育むとともに,他の学問分野との関連性について理解することが目的である。

本講義は、現代社会が直面している諸課題を念頭に置きながら、デモクラシーへの視角を養うことを目的とする。第一部では国際的な課題を取り上げ、民主政の可能性と限界を考える。第二部では国内の主な主体や政治参加のあり方を議論し、民主政の進路を考える。
授業の構成
 以下のような流れで進めることを予定している。(ただし、各項目は複数週にまたがったり、前後したりすることもある。)

第一部 国際的な課題と民主政
01. 民主化(I) 民主化の歴史と現在 
02. 民主化(II) 民主化のメカニズム 
03. 戦争と民主政
04. 民主化(III) 民主化外交
05. グローバル化と民主政
06. 南北問題と民主政

第二部 国内の政治過程と民主政
07. 圧力団体と民主政(1):NGO
08. 圧力団体と民主政(2):企業
09. 政党と民主政
10. 直接行動と民主政
11. 地方分権と民主政
12. デジタル社会と民主政
13. その他

14. まとめと試験
履修条件・関連する科目
 特になし。
成績評価の方法と基準
 試験50%、その他50%。「その他」には出席や、ペアワーク・グループワークへの取り組み状況等の授業態度が含まれる。(なお、履修取り下げ制度は採用しない。定期試験を受験しない者は「欠席」とする。)
教科書・テキスト
 必要に応じて、授業内で指示する。
参考書
 必要に応じて、授業内で指示する。
注意事項
 本授業は、ペアワーク・グループワークなどを通じて双方向的に進めていきたいので、積極性を持った学生の受講が望まれる。
 そのためにも、日ごろから新聞等メディアを通じて、本講義が扱う社会的諸課題について知識を得ておくことが望ましい。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
This lecture course aims to introduce students to some of the major challenges facing democracy today, such as globalization, democratization, war, inequality and poverty, to consider the limitations and the future of democracy.