学部・大学院区分学部
時間割コード0023303
科目区分文系教養科目
科目名 【日本語】人間と行動
科目名 【英語】The Human Being and its Behavior
主担当教員 【日本語】北神 慎司
主担当教員 【英語】KITAGAMI Shinji
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 水曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,人文・社会科学系分野の諸現象について,それらの諸現象を学際的,総合的に分析,把握する能力を育むとともに,他の学問分野との関連性について理解することが目的である。
本講義では,授業中に扱う記憶にまつわるさまざまな現象を通して,「記憶が人間の行動にどのような影響を及ぼすのか」,「人間の心とはどういったものなのか」などについて,認知心理学的な視点,および,論理的・批判的な視点から考えることを目的とし,知識のみならず,それらの視点を身につけることをすることを目標とする。
授業の構成
1.イントロダクション
2. 記憶の不思議な仕組み
3.人間の能力の不思議
4.忘れることと思い出せないこと
5.目撃者の記憶
6.記憶喪失と多重人格
7.記憶力をアップする具体的な方法
8.認知的バイアス

参考文献は,必要に応じて授業で紹介するので,それらと毎回NUCTで配付する授業資料を参照しながら,授業の予習・復習を行うこと。
履修条件・関連する科目
特になし
成績評価の方法と基準
定期試験の代わりとなる期末レポートの評価と,毎回出題される課題(ミニレポートまたは実験・調査への参加)h評価を総合して,成績を評価する(レポート=40点,毎時の課題=30点)。なお,3分の1以上の欠席は「欠席」とする.また,履修取り下げ制度を採用する。
教科書・テキスト
特に指定しない。適宜資料を配布する。
参考書
授業中に,適宜,紹介する。
注意事項
初回授業のイントロダクションは,特に,授業の進め方についての説明をZoomを用いてオンラインで行う予定なので必ず参加するようにしてください。

2回目以降の授業は,PDF化したファイルをNUCTのリソースに毎週アップロードしますので,各自ダウンロードした上で,翌週の授業前日までに提出してください。つまり,2回目以下の授業は,必ずしも水曜3限という固定された授業時間にスライドを学習してもらう必要はありません。

毎時,次回の授業内容の概要を説明するので,その内容について事前に書籍やインターネット等で予習をしておくこと。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
What is the best method of studying for a test? Is there such a thing as a photographic memory? Why do people experience déjà vu? This course will attempt to answer these questions and more in the context of a broad introduction to the foundational concepts of human memory from the perspective of cognitive psychology.