学部・大学院区分学部
時間割コード0022506
科目区分言語文化
科目名 【日本語】スペイン語1
科目名 【英語】Spanish 1
主担当教員 【日本語】志波 彩子
主担当教員 【英語】SHIBA Ayako
単位数1.5
開講期・開講時間帯Ⅱ 火曜日 5時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,
異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。第I期(1年春学期)スペイン語1・2は、スペイン語の基礎的な理解力,および運用能力の養成を目的とする。学習初期の比較的短い期間のうちに,特に基礎文法を中心にスペイン語の全体像をまず理解することが第I期の目的である。
授業の構成
同一の教科書「エクセレンテ!!」(改訂版)を用いて,スペイン語1とスペイン語2両科目2名の教員が連繋し授業を担当する。したがって週2回,同一教材による授業が行われる。
主要な学習内容は以下のとおりである。

第1課 文字と発音 アルファベット 母音 子音 音節・アクセントの規則
第2課 冠詞 名詞「男性名詞と「女性名詞」 単数形と複数形 基数詞
第3課 形容詞 所有形容詞(前置形)
第4課 主格人称代名詞 疑問詞 動詞serとestar
*第4課終了をめどに中間テストを行う。
第5課 否定文・疑問文 指示形容詞・代名詞 所有形容詞(後置形・完全形) 動詞estarの応用 hay存在文 不定語(1) 否定語
以上で、名詞・形容詞系の変化の基礎の学習を終える。
第6課 動詞の種類 直説法現在(規則動詞) 直接・間接目的格人称代名詞
第7課 目的格人称代名詞の並列 直説法現在(不規則動詞A,B)
第8課 直説法現在(不規則動詞C,D,E,F)
以上で、動詞と目的格代名詞の用法の基礎の多くを終える。
授業各回には予習が必須である。また各課の最後にある練習問題は授業時に答え合わせを行うので、適宜事前にやっておくこと。
履修条件・関連する科目
この授業は全学向けの授業です。金曜5限のメンデス教員のクラスと連携して進めます。
成績評価の方法と基準
1)出席:原則として、欠席が3回を超えないこと(以下3点の前提条件)。
2)中間テスト:40% 3)期末試験:50% 他小テスト等を行う場合あり。
4)平常点(授業時の課題・宿題等):10%  なお履修取り下げ制度を採用する。
教科書・テキスト
このクラスでは,教科書を買う必要はありません。PDFを配って進めます。
参考書
西和辞書
注意事項
この授業は全学向けの授業です。金曜5限のメンデス教員のクラスと連携して進めます。
教科書は,上記の『エクセレンテ(改訂版)』をさらに改訂したものを試作版として用いるため,本の教科書を買う必要はありません。
本授業に関する参照Webページ
http://spanish.ilas.nagoya-u.ac.jp/
担当教員からのメッセージ
This course aims to help students acquire foreign language skills to enrich their knowledge of the world and enhance their cross-cultural understanding. The first-semester course focuses on the basic grammar of Spanish necessary to develop communicative skills at a basic level.
EXCELENTE!(すばらしい!)教科書のタイトルは、授業中、優れた回答へ教員が与える称賛の言葉です。本書は次の二つの基本方針によって編集されています。
 1)スペイン語の基本文法を一通り網羅する。
 2)簡単な日常会話ができるようになる。
 3)平易な時事文やエッセイが読めるようになる。
さらに、この教科書は、文法を障害物として回避するのではなく、学習者に正面から取り組んでもらうことを目指しました。実際、スペイン語が語形変化の多様な言語であり、入門段階の学習の中で動詞の変化が大きな割合を占めることは認めざるを得ません。しかしながら、「文法」と「実際のスペイン語」の関係を、少数の「基本則」対「派生」という
観点から全体を見れば、スペイン語の学習が迷宮の中の労力の浪費といったものでは決してないことが明らかになるでしょう。
辞書については、「スペイン語2」で説明します。