学部・大学院区分学部
時間割コード0022501
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(基礎)
科目名 【英語】Academic English Basic
主担当教員 【日本語】玉岡 賀津雄
主担当教員 【英語】TAMAOKA Katsuo
単位数1
開講期・開講時間帯Ⅱ 火曜日 5時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
授業の構成
 2014年度にノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇先生,天野浩先生,中村修二先生の受賞について,スウェーデン王立科学アカデミーは受賞の根拠として16本の英語の論文を挙げています。それらの論文では,豊富な専門的な語彙を使って,複数の簡潔な構造の文が論理的な流れで書かれています。そこで本授業では,まず書かれた文を正確に理解するための語彙力,簡潔な文を書くための基本的な文法力,さらに習慣的な表現を学びます。そして語彙と文法の基礎能力に基づいて,簡潔な複数の文の組み合わせで,論理的な流れのパラグラフを書く能力を身に着けます。
 まず,基本語彙の学習を教科書として指定したEveryday Vocabulary Quizzes (日常基本英単語・熟語1000)で集中的に学習します。また,接続の方法,助動詞による微妙な表現,受動態などの基本文法について学びます。授業では,こうした基本文法を要約した内容の教材を配布します。また,慣用的に使用されるフレーズを毎週20から40表現学習して,その使い方を学びます。さらに,会議のあり方,不動産の価値,ビジネス,インターネット社会,などに関連した短い会話を聞いて(聴解),それらの内容を正確に理解し,その上で,簡単な説明文を書く練習をします。なお,フレーズおよび話題(課題)提供については,必要に応じて教材を授業中に配布します。
履修条件・関連する科目
特になし。
成績評価の方法と基準
授業への積極的な参加(10%),中間テスト(25%)と期末テスト(25%)での成績,テーマごとの短い説明文(20%),課外教材の消化率(最大20%),出席(5回以上の「欠席」評価),によって評価します。
教科書・テキスト
課題のためのテーマや基本英語知識(語彙,文法,慣用表現)の資料は,授業で配布します。
参考書
岡浦佳幸(篇)(2007)『科学技術英語(語彙篇)』南雲堂.
注意事項
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
 本授業では,基本的な語彙と文法,慣習的なフレーズ,聴解,情報説明力の養成に焦点を充てて学んでいきます。そして,学術的な内容が,話せたり書けたりすることを目的としています。また,こうした学習の結果として,企業などで求められるTOEICや学術的な英語能力を測定するTOEFLの得点向上にも繋がるように授業が構成されています。真剣に英語を学ぶという姿勢をもって授業に挑んでください。