学部・大学院区分学部
時間割コード0022471
科目区分理系基礎科目
科目名 【日本語】物理学実験
科目名 【英語】Laboratory in Physics
主担当教員 【日本語】笠原 次郎
主担当教員 【英語】KASAHARA Jiro
単位数1.5
開講期・開講時間帯Ⅱ 火曜日 4時限
Ⅱ 火曜日 5時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
本科目は,学生自身が主体的に実験を行うことに重点をおき,物理量の測定や現象の観測を自ら行うことによって物理法則についての理解を深め,測定方法と原理,各種測定機器の使用法などの実験技術を習得することを目的とする.物理学では論理的な思考と観察・実験によって追及し,多様な自然現象を基本法則に立って解明することを目指す.演習や実験を通して専門分野において必要な基礎学力の1つを身に着けることを目標とする.
授業の構成
本授業は、以下に示す通り、4回の演習および7回の実験で構成される。

演習
・測定値の最小単位と読み取り不確かさ
・測定器具の正確度、バラつきに関係した不確かさ
・間接測定の不確かさ、相対不確かさ、有効数字
・グラフによる整理

実験
・重力加速度
・等電位線
・地場中の電子の運動
・固体の比熱
・回折格子による光の波長測定
・オシロスコープ
・電気回路の共振現象
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない
成績評価の方法と基準
・演習30%、実験レポート70%で評価する。
・演習を含め、3回以上欠席した場合、評価は「F」とする.
教科書・テキスト
物理学実験テキスト 物理学実験指針
参考書
J.R. Taylor, 東京化学同人, 計測における誤差解析入門
注意事項
・予習用ビデオや物理学実験指針で予習し,演習や実験に臨むこと.
・事故には十分に注意すること.初回に実施する安全教育に従い、体調管理・適切な服装等に注意する.
本授業に関する参照Webページ
http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/lms/pex/
担当教員からのメッセージ
The objective of this course is to acquire experimental technique through the experiments in which students conducted independently.
The goal of this course is to understand the law of the physics, measuring method, principle of various measuring instruments and how to record the data and create graphs.