学部・大学院区分学部
時間割コード0022442
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(中級)
科目名 【英語】Academic English Intermediate
主担当教員 【日本語】松岡 光治
主担当教員 【英語】MATSUOKA Mitsuharu
単位数1
開講期・開講時間帯Ⅱ 火曜日 4時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
授業の構成
* 今回は新型コロナウィルス感染防止のためにオンライン授業となります。
第1回目の授業はオンラインで行うので、NUCT経由で送られるメッセージを読み、Microsoft Teams のURLをクリックして入室してください。
第2回目からは、教材の TOEFL-ITP のリーディング問題を予習し、教員の解説(オンデマンド形式の音声ファイル)を聴きながら重要事項を書き込み、それを写メした画像を毎週NUCTの「課題」経由で送ってもらいます。
教員がHPに置いた教材(ワード文書)は必ずプリントアウトしてから使用すること。予習は黒鉛筆(シャープペン)で、重要事項の書き込みは赤鉛筆(ボールペン)を使うように。
同時に、この授業には専用掲示板にアップする英語エッセイ(Criterion)が課されます。3つのトピックそれぞれについて英語エッセイを書いてもらいますが、専用のTeaching Assistantがいますので、添削を希望する場合は、アップする時にメールアドレスも記入しておいてください。TAはワード文書にコピペしてから添削し、それをメールに添付して返してくれますので、メールアドレスの記入が必要となります。

(1)教材は
http://victorian-studies.net/meidai/toefl-2020-2.pdf
からダウンロードしてプリントアウトすること。
(2)予習の時間は各自のリーディング力に応じて60分~120分。
(3)教員は、文法と前後関係および単語(特に動詞)のイメージを正確に押さえた解釈と翻訳をするだけでなく、同意語・反意語とともに日常生活で使用されているカタナカの英単語を説明するので、学生は語彙力のアップとともに、役に立つ英語表現を多く習得し、リーディング能力の養成に努めること。また、英文エッセイの特徴を指摘するので、エッセイ・ライティングの場合に利用できる特有の表現方法を自家薬籠中のものとすること。
(4)Criterion のエッセイ・ライティングは、専用のウェブ上の掲示板に教員が4週間置きに提示するテーマについて、自分の考えをまとめた英語エッセイ(250~300語)を書き込む(文法と語彙、起承転結の四段落に注意すること、1回やらないたびに5点の減点)。原稿は一度「ワード」で書いてから、波線が出るスペルミスや文法ミスを修正し、掲示板にコピペするように。掲示板では教員は赤を使用するので、受講生は黒を使用のこと。自分の氏名はローマ字で入れること。また、この掲示板はすべて英語の場合は外国からの「荒らし」と見なされるので、英語エッセイの第1段落の前に「英語エッセイ」という日本語を入れるように。
履修条件・関連する科目
英語学習で鋭い問題意識、緻密な分析能力、主体的な思考を身につけること。授業では積極的に質問およびコメントをすること。真面目であること(予習忘れは遅刻扱い、2回の遅刻は1回の欠席に換算)
成績評価の方法と基準
授業の成績(予習20%と重要事項の書き込み30%で50%)+ぎゅっとeの消化率(20%)+TOEFL-ITP & Criterion(30%)。
教科書・テキスト
http://victorian-studies.net/meidai/toefl-2020-2.pdf
http://criterion-1.bbs.fc2.com/
参考書
辞書は研究社の『リーダーズ英和辞典』(または、これが入った電子辞書)、文法に関しては石黒昭博(同志社大学名誉教授)監修の 『総合英語 Forest(第5版)』 (桐原書店、1,450円)を推薦する。
注意事項
課外学習として「ぎゅっとe」リーディングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。またTOEFLITP (Reading)およびCriterionの評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。英語検定試験による単位認定を申請する学生以外は、履修取り下げを認めない。
本授業に関する参照Webページ
http://victorian-studies.net/students.html
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. Students are expected to master professional academic English. With a special focus on essay structures, students will learn how to extract necessary information effectively and write in a logical and persuasive manner. Students will also study sentence composition methods and useful expressions.

課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト (http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/) からダウンロードすること。