学部・大学院区分学部
時間割コード0022440
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(中級)
科目名 【英語】Academic English Intermediate
主担当教員 【日本語】内田 綾子
主担当教員 【英語】UCHIDA Ayako
単位数1
開講期・開講時間帯Ⅱ 火曜日 4時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
授業の構成
毎回、テキストの内容に従って、英文エッセイの構造パターンをおさえる。ポイントとなる構成を使って、複数のパラグラフから成るエッセイの書き方を繰り返し練習する。一定の時間内で、ある程度の長さのエッセイを論理的に書けるようにする。

Introduction
1. Conclusions/Reasons 理由で押し切る!
2. Analysis ブームを考える
3. Theory/Proof 説得は実験で
4. Controversy 賛成?反対?
5. Comparison/Contrast 比べてみよう
6. Classification きちんと分類
7. Instructions アドバイスを与える
8. Chronological Order(History) 歴史をたどる
9. Cause & Effect 原因を探る
10. Process 手順を説明する
11. Explanation(New Product) 新製品の紹介
12. Definition 最近気になる言葉を考えよう
13. Explanation(Statistics) データで説得
まとめ
履修条件・関連する科目
基本的に毎回、NUCTで課題を出し、それを提出してもらいます。学期中、Zoomでの授業も数回、予定しています。
成績評価の方法と基準
授業(成績の50%)では、毎回のテキストの消化と課題でつけます。残りの成績については、下記の注意事項を参照。
教科書・テキスト
Skills for Better Writing Revised Edition. 構造で書く英文エッセイ(改訂版)Yumiko Ishitani and Emma Andrews. Nanundo 
参考書
英和、和英、英英辞典(毎回、持参すること)
注意事項
課外学習として「ぎゅっとe」リーディングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。またTOEFLITP (Reading)およびCriterionの評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。英語検定試験による単位認定を申請する学生以外は、履修取り下げを認めない。
本授業に関する参照Webページ
NUCTの授業ページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. Students are expected to master professional academic English. With a special focus on essay structures, students will learn how to extract necessary information effectively and write in a logical and persuasive manner. Students will also study sentence composition methods and useful expressions.
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。