学部・大学院区分学部
時間割コード0022406
科目区分基礎セミナー
科目名 【日本語】基礎セミナーB
科目名 【英語】First Year Seminar B
主担当教員 【日本語】原田 綾子
主担当教員 【英語】HARADA Ayako
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 火曜日 4時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。
授業の構成
後期: ディベートとグループ研究
I. 論理的議論のトレーニング
ディベートを通じて、論理的議論のトレーニングを行う
1.ディベートという学習手法の解説 論題(2題)の決定・チーム分け
2.ディベートの準備①
3.ディベートの準備②
4.ディベートの実施【論題1】
5.ディベートの実施【論題2】
II. グループ研究
4人グループに分かれ、相談してテーマを決め、共同研究を行い、プレゼンテーションを行う。
1.テーマの設定
2.文献の収集・検討・議論
3.発表の準備
4.発表(プレゼンテーション)
履修条件・関連する科目
とくにありませんが、シラバスをよく読んで、講義内容に関心があることを確認の上で履修してください。
成績評価の方法と基準
活動への参加の積極性、クラスディスカッションへの貢献度、講義中に指示する提出物のクオリティ、その他、詳しくは講義内で説明する。
教科書・テキスト
特になし
参考書
平田オリザ(2001)『対話のレッスン』小学館.
梅棹忠夫(1969)『知的生産の技術』岩波書店(岩波新書).
外山滋比古(1986)『思考の整理学』筑摩書房(ちくま文庫).
注意事項
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
Courses designed to develop students' capabilities in the basic disciplines of reading, writing, and speaking through wide-ranging intellectual training and to help students learn both how to pursue truth and how interesting such an activity can be.

主体的な学習を行うためには、様々な問題に関心を張り巡らす「アンテナ」が必要です。自分の関心のあるテーマがわかっている人は、それについて、信頼できるメディアや図書などで、日ごろから情報を集めるようにしてください。そうしてたまった情報がやがて発酵し、研究の種(問い)となります。自分の関心がまだはっきりしない人は、様々な領域、ジャンルの本を広く読んでみてください。なぜだかよくわからなくても面白いと思ったところ、何か引っかかったところが、あなたの関心のありか(少なくともそれに近いところ)です。自分の学びの種をゆっくり温める作業は楽しいものです。時間のある1年生の間に、ぜひそうした作業を行ってほしいと思います。