学部・大学院区分学部
時間割コード0022226
科目区分言語文化
科目名 【日本語】フランス語3
科目名 【英語】French 3
主担当教員 【日本語】小栗栖 等
主担当教員 【英語】OGURISU Hitoshi
単位数1.5
開講期・開講時間帯Ⅱ 火曜日 2時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
言語文化科目「フランス語1,2,3,4」は全体として、読む・書く・聞く・話すという全般的運用能力の養 成を目指す。毎週2回の授業のうち、一つは、基礎的文法事項の修得が主たる目標であり、もう一つは、それと 連携しつつ、発音・講読・会話・作文などの基礎的能力の養成を目指す。また、フランス語圏の社会・文化につ いても関心を促し、基礎的な知識を獲得できるようにする。 本授業は前者のタイプの授業である。 
授業の構成
教科書の第12課から第23課をおおよその授業内容とする。文法は単に変化表を丸暗記する科目ではない。一 見無味乾燥な変化表の背後に隠れた、フランス語の歴史やフランス語に固有の論理を理解することが大変重要で ある。本授業はそのことを常に念頭において進められる。とはいえ、たゆみない反復練習が必要な科目だという ことも事実である。毎回の授業で暗記するよう指示されたことを、少しずつ覚えていくことにより、はじめて、 フランス語文法の基礎の習得がなされるのである。 
履修条件・関連する科目
春学期の火曜2限「フランス語 」の続き。木曜4限のガラべ先生の授業と対をなす。 
成績評価の方法と基準
課題の提出と試験課題を総合して評価する。課題の提出が10回に満たないか試験課題を提出しない者は、成績が「欠席」になる。
教科書・テキスト
春学期のものを引き続き使用する(『フランス語初級文法』NUCTでダウンロード)。ただし、後期分が改訂されているので、改めてダウンロードが必要である。
参考書
プチ・ロワイヤル仏和辞典 第5版 (旺文社 ISBN-13: 978-4010753118)
増補改訂版 新・リュミエール―フランス文法参考書(駿河台出版社 ISBN-13: 978-4411005328)
注意事項
特に予習として、授業開始前に必ずテキストに目を通すこと。また、授業中の指示に従い暗記作業等の復習課題を行うこと。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
Courses intended to boost capabilities in foreign languages as a tool for specialized academic pursuits, to enhance understanding of foreign cultures, and in doing so, to help students prepare themselves for international society.

外国語の学習は単位の取得を目標としたとたんに、極端につまらなくなります。一夜漬けで覚えて、試験の後に 綺麗さっぱり忘れてしまう。そんな作業が面白いと思う人はあまりいないでしょう。外国語の学習では、一朝一 夕には知識が定着せず、覚えては忘れを何度も繰り返さねばなりません。しかし、最初は大変複雑な見えた事柄 が、ひとたび頭の中に定着するや、その事柄は嘘のように簡単なことに思えるようになります。それこそが学ぶ 喜びをもたらします。そうした喜びを得るには、積極的な学習態度が不可欠です。ぜひとも、フランス語を身に つけようと思って、授業に参加してください。