学部・大学院区分学部
時間割コード0022129
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(コミュニケーション)
科目名 【英語】Academic English Communication
主担当教員 【日本語】井原 伸浩
主担当教員 【英語】IHARA Nobuhiro
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 火曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
リスニングとスピーキングを主としたコミュニケーションの能力を高める授業を行い、日常会話、さらにはディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力を養成する。
授業の構成
学会での英語による質疑応答、ディスカッションなどにおいて必要な技術を学ぶ。効果的に主張したり反駁したりする方法を学ぶとともに、グループワークを用いて実践することにより、その理解を深める。これらを通じて、アカデミックな世界でのコミュニケーションの基礎を学ぶだけでなく、学術的な批判能力の涵養につなげたい。

具体的には、以下の事項を学ぶ。各事項について、2回から4回に分けて授業を行う。
1) 学術的な主張の基礎(論理展開やエビデンスの提示など)
2) 相手の議論の前提/主張に対する反駁
3) 相手の論理に対する反駁
4) 発表・質疑応答やディベートの実践


・当面はNUCTとZoomを用いた授業を実施する(ただし、大学本部の決定等を理由に、別の会議ツールの使用に変更される可能性もある)。事前に授業のZoom URLとパスコードをNUCTを経由して知らせるので、授業開始時間までにログインして参加すること。なお、Zoom URLとパスコードを授業参加者以外に教えることは厳禁とする。
・本授業では、予習を要さないものの、ほぼ毎回宿題が出されるため必ずやってくること。教員は、授業開始時点で宿題を提出物として回収する。宿題の未提出1回ごとに「成績評価の方法と基準」の「授業冒頭で提出する課題および授業への取り組み」を5ポイント減点する。なお、提出物がない回であっても、欠席した学生は同様に5ポイント減点する。
・本授業は、英作文執筆の作業をともなうため、ディスプレイの小さいスマートフォンよりもパソコンで参加することを勧める。教員が授業で用いる文書作成ソフトウェアは、Microsoft WordやPower Pointであり、その基本的な使用方法も授業する。当該ソフトウェアを持たない学生は、http://www.icts.nagoya-u.ac.jp/ja/services/office365/を参照し、Office 365 Educationを使用できるようにしておくこと。
・いかなる授業を妨害する行為は厳禁とする。他学生が授業を受ける権利を侵害する行為が発生した場合、名古屋大学の規定に従い、粛々と処理する。
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない
成績評価の方法と基準
課外授業(20%)、TOEFL ITP(30%)、授業冒頭で提出する課題および授業への取り組み(20%)、定期試験(30%)。100点満点中60点未満でFとする。
履修取り下げ届の提出は求めない。5回以上欠席した場合や、定期試験を受験しなかった場合はWとする。ただし、英語検定試験による単位認定を申請し、認められた場合は、Wの要件を満たしていても単位を認定する。
教科書・テキスト
必要に応じて授業で示す。
参考書
必要に応じて授業で示す。
注意事項
課外学習として「Academic Express3」を課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFL ITP(Listening,Structure)の評価を30%とする。

・上記授業冒頭の提出物回収は、出欠確認も兼ねている。特別な事情がない限り、ここで出席が確認できない学生は、遅刻してきても欠席とみなすので注意すること。なお、宿題がない回でも、教員は授業開始時にNUCTを通じ出欠をとる。ここでも遅刻は欠席とみなすので注意すること。
・ICTを用いた遠隔授業について、自身のインターネット環境などを理由に受講できない学生は、所属部局に相談し、アクセスポイントの利用など、可能な限りの措置をとること。
・「氏名(本名を日本語表記(留学生はアルファベットも可))+学籍番号」をユーザー名として授業に参加すること(例えば、氏名が名大太郎で学籍番号が12345678なら、ユーザー名は「名大太郎12345678」とする)。上記出欠確認および提出物回収の際、NUCTだけでなく、Zoom参加者も参考として記録することがあるので、その際、学籍番号や氏名が不明といった事態は避けるように注意すること。
・毎回、授業開始時までにNUCTに資料をアップするので、確認・入手しておくこと。
・教員側のインターネットの接続状況次第で、授業が中断することもあり得るが、次善の策をとってできるだけ早く授業に復帰するので、中断した場合はしばらく待つこと。どうしても教員の授業復帰が難しい場合は、NUCTを通じて対応を連絡する。
・授業に参加する際は、学生個々の発言を教員が求めるとき以外は、マイクのミュートをONにすること。教官からの指名で発言を求められた際には、OFFにしたうえで発言し、それが終了したらONに戻すこと。
・授業内ではZoomのチャットをONにしておくこと。授業に関連する質問は、Zoomの「挙手する」機能を用いるか、チャットを用いて行う。「挙手する」にせよチャットにせよ、良い質問やコメントだと教官がみなした場合は、ボーナス点を付与することがある(また、授業に関連する質問・コメントである限り、また、他者への中傷を含む公序良俗に反する内容でない限り、「良い質問・コメント」でなくても減点の対象にはしない)。その際、当該質問に答えられる学生は、チャットを通じて答えてもよい。その答えが適格であれば、これもボーナス点を付与する対象とする(なお、その答えが間違っていても、全く質問と無関係な回答であったり、他者への中傷を含む公序良俗に反する内容であったりしない限り、減点の対象にすることはない)。
・教員が授業を録画し、NUCTにアップすることはしない。学生が授業の風景を撮影・録画することも許可しない。また、授業で用いた資料は、授業履修者のみに使用が許されている。撮影や録画、さらには授業の資料をインターネット上にアップするなどの行為は、著作権法違反となる可能性があるので注意すること。
・以上の内容は、オンライン講義を実施していく中で、あるいは大学本部の決定等を理由に変更される可能性がある。そのたびに、NUCTにアップするので確認すること。
・いわゆる「Zoom爆弾」等、内外から授業を妨害する行為が確認された場合は、教員が強制的に授業を終了させることがある。その場合は、すみやかにNUCTを通じて授業を再開させる方途を連絡するので、確認のうえ、実行すること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. This course will help students improve their communicative ability and master basic skills for discussion and presentations.
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。