学部・大学院区分学部
時間割コード0022122
科目区分健康・スポーツ科学(実習)
科目名 【日本語】健康・スポーツ科学実習Ⅱ(卓球)
科目名 【英語】Exercise and Sports II (Table tennis)
主担当教員 【日本語】蛭田 秀一
主担当教員 【英語】HIRUTA Shuichi
単位数1
開講期・開講時間帯Ⅱ 火曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は、健康に関する自己管理能力、生涯スポーツの基礎となる技能の習得、スポーツを通じたコミュニケーション能力やリーダーシップを育むことが目的です。本授業では、(1)他種目のスポーツ経験と比較しながら、卓球の技術習得やゲーム体験をとおして、日常生活では見失いがちな自身の身体構造や機能を再確認し、さらに身体操作の方法を発展させることによって生涯にわたって様々なスポーツ活動に主体的に取り組んでいくための能力を身につける。(2)対人型ゲームの実施による他者との交流から、バーチャル(仮想)ではない生身の自己と他者の関係性やマナーについての理解を深める。
*「2020年度秋学期の授業実施方針について」により、「教育 (講義・演習と実験・実習)」のレベルが4の場合にはすべての授業をICTによる遠隔授業とします。レベル3の場合には、2グループに分け隔週登校により 人数を限定の上、対面授業を実施します。なおこの場合には、対面とICTの併用授業となります。
授業の構成
ICTを使用した遠隔授業(「教育」レベル4の場合)
授業内容
1.ガイダンス①(オンライン・履修科目の修正期間)
2.ガイダンス②(オンライン・履修科目の修正期間)
3.自宅でできる運動・トレーニング①
4.自宅でできる運動・トレーニング②
5.自宅でできる運動・トレーニング③
6.自宅でできる運動・トレーニング④
7.自宅でできる運動・トレーニング⑤
8.自宅でできる運動・トレーニング⑥
9.自宅でできる運動・トレーニング⑦
10.自宅でできる運動・トレーニング⑧
11.自宅でできる運動・トレーニング⑨
12.自宅でできる運動・トレーニング⑩ 
13.種目別コンテンツ①
14.種目別コンテンツ②
15.種目別コンテンツ③
第3〜15週では、課題に従って自宅でできる運動・トレーニングを実施し、その課題に関する感想などの提出が必要です。また、毎週1週間分の生活運動習慣シート(睡眠、食事、運動など)を記入し、自身による振り返りコメントをつけて毎週提出してください。

対面およびICTを使用した遠隔授業(「教育」レベル3の場合)
授業内容
1.ガイダンス①(履修科目の修正期間) 対面
2.ガイダンス②(履修科目の修正期間) 対面
3.技能の練習1(基本ルール、用具説明、各種基本打法1、簡易ゲーム) 対面
4.自宅でできる運動・トレーニング① ICT 遠隔
5.技能の練習2(各種基本打法2、簡易ゲーム) 対面
6.自宅でできる運動・トレーニング② ICT 遠隔
7.技能の練習3(各種基本打法3、シングルスゲームの進め方)対面
8.自宅でできる運動・トレーニング③ ICT遠隔
9.試合形式練習1: 対面
10.自宅でできる運動・トレーニング④ ICT遠隔
11.試合形式練習2: 対面
12.自宅でできる運動・トレーニング⑤ ICT遠隔
13.試合形式練習3(技能発表会含む): 対面
14.自宅でできる運動・トレーニング⑥ ICT遠隔
15.まとめと復習 ICT遠隔
*2グループでの隔週登校により、上記の対面とICTの順番が入れ替わるグループがあります。ICTを使用した授業では、自宅でできる運動・トレーニングを実施してください。毎週の課題に対する提出が必要な場合があります。また、授業期間中の生活運動習慣シート(睡眠、食事、運動など)を記入してください。期末に、生活習慣シートおよびそれに対する振り返りレポートの提出が必要です。
履修条件・関連する科目
健康・スポーツ科学講義および健康・スポーツ科学実習Ⅰとの関連が深い.
成績評価の方法と基準
「教育」レベル4の場合
ガイダンス、第3〜15週の課題に関する感想などの提出状況・内容を評価します。また、生活運動習慣シートおよび振り返りコメントの提出状況・内容を評価します。原則、未提出が4回以上となった場合には、単位を認定しません。履修を取りやめる場合は「履修取り下げ届」を提出する必要があります。

「教育」レベル3の場合
対面授業では、授業への参加態度およびICT授業に対する課題提出などを評価します。原則、不参加・未提出の合計が4回以上となった場合には、単位を認定しません。ICTを使用した授業では、期末に提出される生活運動習慣シートおよびそれに対する振り返りレポートの提出・内容を評価します。履修を取りやめる場合は「履修取り下げ届」を提出する必要があります。
教科書・テキスト
適宜プリント資料等を配布。
参考書
吉田和人『生涯スポーツのための卓球テキスト』めいけい出版など。
注意事項
対面の場合は、スポーツウェアーと体育館シューズを必ず用意すること。
その他の詳細は第1回のオリエンテーションにおいて述べる。

*ICTおよび対面授業内容は教育レベル変化や学生の理解度によって変更することがあります。
本授業に関する参照Webページ
日本卓球協会
担当教員からのメッセージ
This course promotes communication and leadership abilities through sports by teaching students how to manage their own health, while training them in the basic skills required for a lifetime of physical activity.
In response to change in the implementation policy “2020年度秋学期の授業実施方針について”, the 2020 fall semester the Liberal Arts and Sciences courses will be conducted using ICT, but if it is changed to lower level, Health and Sports Science: Practicum (Exercise and Sports II) will be performed the face-to-face classes.

卓球は、サッカーやバレーボールなどのチームスポーツ種目と比較して、授業中における他の受講生との交流が乏しいように思われがちですが、実際は対戦相手がいないと成り立たないことから、練習や試合を通じて多くの人との交流が頻繁に行われます。この授業における卓球の実践から、生身の自分の潜在能力を見出したり、生身の他者との交流をしたりしながら、卓球が自分の生涯スポーツ種目の一つに成り得るかを確かめてみるとよいと思います。