学部・大学院区分学部
時間割コード0022101
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(コミュニケーション)
科目名 【英語】Academic English Communication
主担当教員 【日本語】上原 早苗
主担当教員 【英語】UEHARA Sanae
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 火曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
リスニングとスピーキングを主としたコミュニケーションの能力を高める授業を行い、日常会話、さらにはディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力を養成するのを本授業のねらいとする。
授業の構成
 この授業では、来年度春学期開講の「英語(上級)」の前段階として、本格的なプレゼンテーションの予行演習の実施する。
 英語でプレゼンテーションをする、と聞くと、何か大変なことのように感じられるかもしれないが、これまでの英語の授業で学んだ技能を用いればそう難しいことではない。効果的なプレゼンテーションに必要なものは、1) 発表内容のテーマの面白さ、2) 構成能力、3) 口頭・身体表現能力、などである。この授業ではまず、プリント教材を通してこれらの技能を学び、次いで、実際に日本文化を紹介する短いペーパーを書き、発表する。

この授業の主な展開は以下のとおり。
0 オリエンテーション
1 日本文化をどのように紹介すればいいだろう?
2 英語のプレゼンテーションの特徴とはどのようなものだろう? 実際にミニ・ペーパーを書いてみよう。
3 効果的なデリバリーとは?  速度、抑揚について学んでみよう
4 質問への対応について学んでみよう  質問への回答、質問が理解できないときの対応(表現とエチケットを学ぶ)
5プレゼンテーションの実践

*この授業ではグループワークによる作業を通して教育効果をあげてゆくため、欠席はもちろんのこと、遅刻をしないよう注意すること。

*この授業はNUCTとZoomを併用して実施する。ネット環境に困っている場合は、サブラボなどのアクセスポイントが解放されているか、教養教育院事務室に確認すること。
履修条件・関連する科目
グループ・ディスカッションに積極的に参加できること。 
成績評価の方法と基準
オンライン授業50%(出欠を兼ねた小テスト、授業での取り組み状況)、eLearning教材の消化率20%、TOEFL-ITP(リスニング・文法)の結果30%。履修取り下げは認めない。5回以上の欠席者は「欠席」とし、60点に満たない場合はF。
教科書・テキスト
プリント
参考書
英英辞典(OALD)が望ましい。
注意事項
課外学習として「Academic Express3」を課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFL ITP(Listening,Structure)の評価を30%とする。5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。英語検定試験による単位認定を申請する学生以外は、履修取り下げを認めない。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. This course will help students improve their communicative ability and master basic skills for discussion and presentations.
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
昨年の受講生はとても熱心に授業に参加していましたので、毎回、教室に行くのが楽しみでした。今年も熱心な学生の受講を望みます。