学部・大学院区分学部
時間割コード0021520
科目区分基礎セミナー
科目名 【日本語】基礎セミナーB
科目名 【英語】First Year Seminar B
主担当教員 【日本語】西田 直樹
主担当教員 【英語】NISHIDA Naoki
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 月曜日 5時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。
セミナーのテーマ:情報機器・サービスの過去と未来
授業の構成
本セミナーでは少人数のグループごとに近年,重要な社会基盤となっている情報機器・情報サービスについてサブテーマを設定し,その発展の歴史と現状を調査し,発表を行い,全員で議論する.サブテーマは以下のような項目が想定される.
・パソコンやソフトウェア
・携帯電話
・SNS
・記録媒体
人工知能や自動運転などもサブテーマの候補である.その後,グループごとに将来的に流行する,もしくは必要とされる機器やサービスなどを調査結果をもとに発案し,発表する.

授業スケジュールは以下を予定している.
第1週:自己紹介,テーマ説明
第2週:サブテーマの設定とグループ分け
第3週:調査方法,発表方法に関する説明
第4〜7週:サブテーマに関する歴史と現状を発表・議論
第8週:グループの再編
第9,10週:全体,グループごとに議論
第11〜14週:次世代機器のアイディアを発表・議論
第15週:まとめ
発表方法やスケジュールはセミナー中の議論により変更する場合もある.

発表・議論の際にはセミナー中に発表内容・議論をまとめたレポートを作成し,発表グループがそのレポートを評価することで,発表に対するフィードバックを行う.

なお,本セミナーはZoomを用いてオンラインで時間割上の授業時間に実施する予定であるが,受講生全員が対面での実施を希望した場合には,対面での実施が可能な状況に限り,対面で実施する.
履修条件・関連する科目
特になし
成績評価の方法と基準
出席,発表,議論への参加,レポートを通して,人に伝え議論する能力が養ったかを総合的に評価する.
教科書・テキスト
特になし.調査項目に応じてセミナーの時間外に図書館にある書籍を利用して調査を行う.
参考書
特になし.調査項目に応じてセミナーの時間外に図書館にある書籍を利用して調査を行う.
注意事項
テーマに関する専門的知識は問いません.
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
近年,スマートフォンやタブレット端末が急速に普及し,我々の生活に大きな影響を及ぼしています.学生のみなさんが生まれたころにはパソコンが一般家庭にも普及しており,多くの人が10代の頃から多機能携帯電話を当たり前のように使ってきたかと思います.本セミナーでは,パソコンや携帯電話,SNSなどの歴史や現状を改めて調査することで,今の社会インフラを見直し,さらに将来流行しそうな情報機器やサービスについていっしょに考えてみましょう.若い皆さんのユニークな発想を楽しみにしています.

Theme of this seminar: Past and future of information appliance an service