学部・大学院区分学部
時間割コード0021516
科目区分基礎セミナー
科目名 【日本語】基礎セミナーB
科目名 【英語】First Year Seminar B
主担当教員 【日本語】江頭 智宏
主担当教員 【英語】EGASHIRA Tomohiro
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 月曜日 5時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。
多様な価値観を受容するとともに柔軟な思考力をかん養することと,子ども・青少年を巡る問題に関する理解を深めながら言語スキルを培うことが本授業の目標です。
セミナーのテーマ:ゲームを通じた仲間づくりと子ども・青少年を巡る問題の考察
授業の構成
自己紹介を含むオリエンテーションと総括のほかに授業内容として5点挙げられます。一つめは,大学での学習の基盤となります図書館での文献検索実習です。この実習は図書館職員の方のご指導のもとに行ないます。二つめは,人間関係づくりに生かせる各種ゲーム(第一印象ゲーム,スリー・テンゲーム,ポジション当てゲームなど)です。ゲームを通して受講生どうしの交流を図るとともに,価値観の多様性や協働することの重要性等についても学んでいきます。三つめは,ポール・スローン氏らによって考案された水平思考ゲームです。このゲームを通して大学での学びに求められる柔軟な思考力や発想力を培うことを狙いとしています。四つめは,今日の子ども・青少年を巡る問題についてのディスカッションです。具体的なテーマは受講生の皆さんとも相談しながら決めますが,子どもの貧困,児童虐待,少年非行・少年犯罪,青少年のインターネットトラブルなどを予定しています。そして五つめは,子ども・青少年を巡る問題の中から各自が自由に設定したテーマに関する研究成果のプレゼンテーション(パワーポイントによります)です。
01 オリエンテーション,自己紹介
02 図書館での文献検索実習
03 人間関係づくりゲーム①-第一印象ゲーム-
04 人間関係づくりゲーム②-スリー・テンゲーム-
05 人間関係づくりゲーム③-ポジション当てゲーム-
06 水平思考ゲーム
07~11 子ども・青少年を巡る問題についてのディスカッション
12~14 子ども・青少年を巡る問題についての研究成果のプレゼンテーション
15 授業の総括と省察
履修条件・関連する科目
履修条件は要しません。
成績評価の方法と基準
プレゼンテーションの成果(50%)と,活動・討論への積極的参画(50%)で評価します。成績評価基準は,『全学教育科目の履修の手引き』を参照。履修取り下げの際は届の提出が必要です。提出がなく出席日数が不足している場合,評価は「F」とします。
教科書・テキスト
必要に応じて授業で示します。
参考書
必要に応じて授業で示します。
注意事項
扱うテーマについて予習し、自らの考えを発言できるように準備してください。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purposes of this course are the building of interpersonal relationship through games and the development of linguistic skills through discussion about issues surrouding children and youth.