学部・大学院区分学部
時間割コード0021333
科目区分理系基礎科目
科目名 【日本語】電磁気学Ⅰ
科目名 【英語】Foundations of Electromagnetics I
主担当教員 【日本語】横水 康伸
主担当教員 【英語】YOKOMIZU Yasunobu
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 月曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
本講義では、現代科学技術において重要な基礎分野の一つである電磁気学を学び、
その基本概念と手法について理解を深めるとともに、それらを応用する理工系分
野を学ぶための基礎学力を養う。本講義では、電磁気学で用いる数学的手法と電
荷と電流が時間に依存しない定常的な場合について学ぶ。
授業の構成
1. 以下の項目を中心に学習する。
(1) ベクトル解析
―電界および磁界などはベクトルで記述される。電磁気学現象の記述には,ベク
トルの間の関係式を用いることになる。したがって,ベクトル解析の基礎を学ぶ―
(2) 真空中の静電界
―電荷の周辺には電界が形成される。静止した電荷を対象として,電界をはじめ,
電界に関わる諸現象を学習する。―
 クーロンの法則と静電場
 ガウスの法則
 静電ポテンシャルと静電場のエネルギー
 コンデンサ
(3) 定常電流と静磁界
―電荷が移動する場合を取り上げ,電流および磁界に関わる諸現象を学習する。― 
 電流
 キルヒホッフの法則
 アンペールの法則
 ビオ・サバールの法則
 電流に働く力

2. 授業では,進度に応じて,適宜,資料を配布する。レポート課題に対する解答の提出を求める。
履修条件・関連する科目
工学部の学生は卒業要件として必修である。
成績評価の方法と基準
筆記試験(75%),演習・レポート等(25%)により総合的に評価する。
履修取り下げ届を提出する必要はない。筆記試験を受験しない者は「欠席」とす
る。
 なお,今年度は定期試験を実施できるか,まだ未定である。
教科書・テキスト
書籍名:電磁気学ビギナーズ講義,著者名:大野哲靖・松村年郎・内山 剛・横水康伸,出版社名:培風館  ISBN:978-4-563-02521-2
参考書
必要に応じて,授業で紹介する。
注意事項
今年度の授業形態は例年と異なるので,私からの連絡に注意すること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
A lecture on the fundamental concepts and methods related to
the electromagnetic theory, which is one of the important subjects in scientific technologies.
Important goal is to undestand phenomena under steady state.