学部・大学院区分学部
時間割コード0021301
科目区分健康・スポーツ科学(実習)
科目名 【日本語】健康・スポーツ科学実習Ⅱ(アダプテッド)
科目名 【英語】Exercise and Sports II (Adapted Sport)
主担当教員 【日本語】横山 慶子
主担当教員 【英語】YOKOYAMA Keiko
単位数1
開講期・開講時間帯Ⅱ 月曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
 本授業科目は、健康に関する自己管理能力、生涯スポーツの基礎となる技能の習得、スポーツを通じたコミュニケーション能力やリーダーシップを育むことが目的です.
 本授業では,疾病、外傷、その他の障害等(精神的な問題も含む)によって通常の実技種目の履修が困難である者に対して、その症状に応じた個人指導を行い、健全な学生生活への早期復帰や健康増進が目標です。医師の診断、あるいは本人の申し出によって通常の実技種目の履修が困難であると判定された者の履修を認めます。また、通常の実技種目を受講している場合でも、事情によっては途中からの履修も認めます。


*「2020年度秋学期の授業実施方針について」により,「教育 (講義・演習と実験・実習)」のレベルが4の場合には,すべての授業をICTによる遠隔授業とします.レベル3の場合には,2グループに分け隔週登校により人数を限定の上,対面授業を実施します(この場合には,対面とICTの併用授業).なお,事情により対面授業に参加できない場合には,「教育」レベル3の場合であっても,ICTを使用した遠隔授業の受講を認める場合があります.
授業の構成
運動ができる場合は,実習担当教員の指導のもと,各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動を実施します.運動ができない場合には,各個人の症状に応じた健康増進指導や,参考書物等を読んでレポートの作成を行ったりします.その他,医師教員と実習担当教員による検討のうえ,適切な健康増進指導を行います.

● ICTを使用した遠隔授業 (「教育」レベル4の場合.または,対面授業に参加できない場合)
授業内容
1.ガイダンス①(オンライン・履修科目の修正期間)
2.ガイダンス②(オンライン・履修科目の修正期間)
3.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ①
4.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ②
5.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ③
6.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ④
7.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ⑤
8.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ⑥
9.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ⑦
10.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ⑧
11.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ⑨
12.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ⑩ 
13.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ⑪
14.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ⑫
15. まとめと復習

* 各個人の症状に応じて,自宅でできる軽運動を実施し,その運動課題に関する感想を提出してもらいます.また,毎週1週間分の生活運動習慣シート(睡眠,食事,運動など)を記入し,自身による振り返りコメントをつけて毎週提出してもらいます.

● 対面およびICTを使用した遠隔授業(「教育」レベル3の場合)
授業内容
1.ガイダンス①(履修科目の修正期間) 対面
2.ガイダンス②(履修科目の修正期間) 対面
3.各個人の症状に応じた大学での軽運動 ① 対面
4.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ① ICT 遠隔
5.各個人の症状に応じた大学での軽運動 ② 対面
6.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ② ICT 遠隔
7.各個人の症状に応じた大学での軽運動 ③ 対面
8.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ③ ICT遠隔
9.各個人の症状に応じた大学での軽運動 ④ 対面
10.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ④ ICT遠隔
11.各個人の症状に応じた大学での軽運動 ⑤ 対面
12.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ⑤ ICT遠隔
13.各個人の症状に応じた大学での軽運動 ⑥ 対面
14.各個人の症状に応じた自宅でできる軽運動 ⑥ ICT遠隔
15. まとめと復習  ICT遠隔
*2グループでの隔週登校により,上記の対面とICTの順番が入れ替わるグループがあります.ICTを使用した授業では,自宅でできる軽運動を実施してもらいます.毎週の課題に対するレポート提出が必要な場合があります.また,授業期間中の生活運動習慣シート(睡眠,食事,運動など)を記入し,学期末に,生活習慣シートおよびそれに対する振り返りレポートを提出する必要があります.
履修条件・関連する科目
健康・スポーツ科学講義および春学期開講の健康・スポーツ科学実習との関連が深い.
成績評価の方法と基準
【ICTを使用した遠隔授業の場合】ガイダンス,第3〜15週の課題に関する感想などの提出状況・内容を評価します.また,生活運動習慣シートおよび振り返りコメントの提出状況・内容を評価します.原則,未提出が4回以上となった場合には,単位を認定しません.履修を取りやめる場合は「履修取り下げ届」を提出する必要があります.

【対面およびICTを使用した遠隔授業の場合】対面授業では,授業への参加態度などを評価します.ICTを使用した授業では,課題に関する感想などの提出状況・内容を評価します.また,期末に提出される生活運動習慣シートおよびそれに対する振り返りレポートの提出・内容を評価します.原則,不参加・未提出の合計が4回以上となった場合には,単位を認定しません.履修を取りやめる場合は「履修取り下げ届」を提出する必要があります.
教科書・テキスト
必要に応じて紹介します。
参考書
必要に応じて紹介します。
注意事項
アダプテッドは学期の途中からでも受講可能なので,一般種目の実習受講に支障が生じた場合はすみやかにその種目の担当教員に連絡し,指示を得ること.
*ICTおよび対面授業内容は教育レベルの変化や各個人の症状によって変更することがあります.
本授業に関する参照Webページ
http://www.htc.nagoya-u.ac.jp/
担当教員からのメッセージ
This course promotes communication and leadership abilities through sports by teaching students how to manage their own health, while training them in the basic skills required for a lifetime of physical activity.
In response to change in the implementation policy “2020年度秋学期の授業実施方針について”, the 2020 fall semester the Liberal Arts and Sciences courses will be conducted using ICT, but if it is changed to lower level, Health and Sports Science: Practicum (Exercise and Sports II) will be performed the face-to-face classes.
最近では怪我や疾病ばかりでなく精神面での不安から通常の実習を履修できない学生も増えています.そのような場合も遠慮なく受講相談に来てください.